日経に掲載されたソフトバンクグループの孫正義社長(58)とニケシュ・アローラ副社長(48)へのインタビューが話題。 孫氏は社長をアローラ氏に譲ると決めていた60歳が近づくにつれて「もう少しやっていたいという欲望が出た」と打ち明けた。約1年後に60歳になればアローラ氏に禅譲するつもりだったが「急にさみしくなった」とも語った。一問一答は次の通り。 ――社長を続けたいと思い直したきっかけはなんでしょうか。 孫氏「創業者は往々にしてクレージーだ。いつまでも若く、まだまだやれると思っていたい。自ら経営の一線から引退する、いざその時期が近づくと、やっぱりもう少しやっていたいという欲望が出た」 「ニケシュには迷惑をかけた。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも現役を続けたい気持ちを抑えるのは正直よくないと思う。長い目で見たときに、気持ちが成熟していないのに社長を譲って後でもめるのもいやだった。正直に話した方