世界選手権の団体銀メダリストで、昨季限りで引退した植松鉱治氏(29)が、元同僚の内村航平(27=コナミスポーツ)の金メダル演技を解説した。 ◇ ◇ 内村選手の精神力には驚くしかありません。1位とは1点近く差をつけられて、完璧な演技が求められる最終種目の鉄棒で、15・800点。本当に鳥肌が立つほどの見事なできでした。 逆転された2位ベルニャエフ選手の鉄棒の得点が低いと思っている人もいるかもしれませんが、妥当だと思います。 鉄棒の両者の得点は、 内村15・800=Dスコア7・1+Eスコア8・7 ベルニャエフ14・800=Dスコア6・5+Eスコア8・3 (Dスコア=演技価値点、Eスコア=実施点。10点から減点) ベルニャエフに減点対象のミスはいくつも見られました。ひねり技の後に逆手でバーを持ったときの角度が低かったり、離れ技のあとの大車輪にいくときに肘が大きく曲がっていたりしました。着地も大き
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