短大は入学した年に就職活動がスタートします。同級生の多くは地元の銀行へ就職したり、公務員になるのが一般的でしたが、僕は「稼げるサラリーマン」を目指すために、東京の大手IT企業に絞って就職活動を開始しました。 高年収の代表格には外資系企業や不動産、金融業界があります。ただ、外資系は学歴でNG、不動産はインセンティブの割合が多いため不安定要素があるし、なにより体育会系のカルチャーが自分と合わない。金融業界は年功序列や社内政治に左右されるというイメージがあったため、残る選択肢として、年収の高かった大手IT企業に絞ったのです。 しかし、そもそも大手企業の大半が四大卒か院卒しか受け付けておらず、短大卒では日系大手企業でもエントリーすらできない。 社長に直接メールを送ったりしたことも それでも「学歴で仕分けされてたまるか」と怒りをエネルギーに変え、自分が受けたい企業に片っ端から電話。「短大でも履歴書と