『企画はひっくり返すだけ! 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』(寺井広樹著、CCCメディアハウス)の著者は、「涙活プロデューサー」「離婚式プランナー」、そして「試し書きコレクター」と、ちょっと珍しい肩書きの持ち主。結婚式とは対極にある「離婚式」のプランニングを行うのが「離婚式プランナー」で、「積極的に涙を流す活動=涙活」をプロデュースするのが「涙活プロデューサー」、文具店にある「試し書き」を収集し、その展示会などを行うのが「試し書きコレクターなのだそうです。 離婚式のプランニングはこれまでに300組以上、涙活は月に1、2度のペースでイベントを行い、映画や楽曲など「泣けるコンテンツ」とのコラボ企画も開催して好評。さらに試し書きは、収集ツアーや国内外での試し書き博覧会を行い、やはり成功を収めているのだとか。しかし、他に類を見ないこれらの企画が、なぜ次々と成功を収めるのでしょうか?