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ブックマーク / drpooh.hatenablog.jp (3)

  • 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んでみた - Dr.Poohの日記

    ここ数年社会の高齢化を反映してか,どのように人生の終わりを迎えるべきなのか,というテーマが以前よりは抵抗なく受け入れられるようになっている気がします。最近出たこのも,書店での扱いやアマゾンのランキングなどを見る限り,かなり評判がいいようです。 大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書) 作者: 中村仁一出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/01/30メディア: 新書購入: 16人 クリック: 210回この商品を含むブログ (40件) を見る読んでみると「死」というテーマを嫌悪感なく読ませる語り口はなかなかのもので,売れているのも納得できます。普段「死」について考えず,いざその現実に直面したときに冷静な判断ができないという話を伺うことは職業柄自分にもよくありますから,前もって考えておきましょうという提言には同意します。ただ問題は,考えるための判断材料が妥当かどうかという点です

    「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んでみた - Dr.Poohの日記
  • 任意接種は必要性が低い? - Dr.Poohの日記

    定期接種と任意接種のちがいというのは,医療行政的なタテマエとしては,対象となる感染症の重症度やワクチンの有効性によるもので,要するに必要性が高いからということになっていますが,現実には必ずしも公衆衛生学的な必要性だけでなく,医療行政の遅れ,有害事象に対する非難(に対する責任回避),そしておそらくは予算上の制約といった要因が絡んでいるように思われます。じっさいWHOで勧奨されているワクチンが日では定期接種の対象外という事実もあります。 とは言っても「必要性に応じて」が公式な見解である以上,ワクチンを受ける側からすれば任意接種イコール必要性が低い,という認識になってしまいます。そうした状況で予防接種を受けず,感染症によって命を失ったり,後遺症を残したりするケースがあるのは何ともやりきれない思いがします。あくまで確率論なので,ワクチンを受けていれば必ず助かったのかとまで言い切ることはできないと

    任意接種は必要性が低い? - Dr.Poohの日記
    h-hirai
    h-hirai 2010/02/26
    おや、また毎日新聞GJの例が。
  • 細かすぎて(一般の方には)伝わりにくい医療マンガ - Dr.Poohの日記

    がんばれ!山先生 (1) 作者: 茨木保出版社/メーカー: 日医事新報社発売日: 2008/10メディア: 単行購入: 13人 クリック: 111回この商品を含むブログ (9件) を見る NATROMさんのところで紹介されていたのでさっそく買ってみました。医局での将来に不安を感じて開業を画策し業者のカモとなる内科医長,過重労働から脱出して開業するも経営に行き詰まって心を病む産科医,過労死してもそのことに気が付かずに地縛霊と化す外科医,診療報酬削減の中病院の経費を極限まで切り詰める院長,といったあまりほのぼのとはしない医師たちの姿がほのぼのとしたタッチで描かれています。面白いんですけどあまりにも細かすぎて,確かにこれは読者を選ぶマンガかも知れません。自身も医師でもある著者はたぶん医療崩壊に対してかなり冷めた目で見ているんでしょうけど,そんな中でも日常の小さな幸せを忘れないあたりに好感を

    細かすぎて(一般の方には)伝わりにくい医療マンガ - Dr.Poohの日記
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