既に発売されてから1週間以上経過し、色々感想をいただいています。今回の記事では、各種感想に対してコメントをしようと思います。 まず、少なからずあった感想が、「実践編」を期待していたが期待はずれだった、というものです。これについては、がっかりされた方には申し訳ありません、としかいいようがありません。おそらく、期待はずれだと感じられた方は、開発環境やテストツールを使って実際にScalaアプリケーションを作っていく上での詳細なノウハウを期待されていたのかだろうと推測します。これについては、今後執筆の機会があったとき、参考にさせていただきます。 その一方で、「概要編」が読みやすくて、Scala入門者や、Scalaについての知識を整理したい人に向いている、という書評もいくつかいただいています。「概要編」についても、(私だけではありませんが)結構力を入れて書いたので、そういう感想をいただけるのは嬉しい