東京大学は、平成30年度の入試から、理科三類の前期日程で面接を行うことを決めました。理科三類の学生のほとんどは医学部に進学することから、医師に必要なコミュニケーション能力があるかどうかなど、適性を見極めたいとしています。 理科三類の学生のほとんどは医学部に進学することから、医師に必要なコミュニケーション能力があるかどうかなど、医療に従事する適性を多面的に見極めたいとしています。 東京大学によりますと、理科三類の入試では平成11年から19年にかけても面接を行っていましたが、全員に共通の質問をしていたため、次第に型にはまった回答が多くなるなど、適正な選抜が難しくなって取りやめていたということです。 東京大学は「学力が高いだけでなく、本当に医療に携わりたいという思いのある学生を集めたい」と話しています。 面接の実施方法はことし7月中に決定し、来年7月末までに選抜要項を発表することにしています。