2月上旬の刊行予定です。 伊藤慎吾編『妖怪・憑依・擬人化の文化史』(笠間書院) ISBN978-4-305-70797-0 C0091 A5判・並製・カバー装・362頁 定価:本体2,200円(税別) 古代から現代、『日本書紀』から『妖怪ウォッチ』まで 文学・絵画・民俗資料や、小説・マンガ等の中で 異類たちはどのように表現され、 背後にどのような文化的要素があったのか 異類の文化を解き明かす、初の入門書! 【本書では人間に対する異類、人間に擬えられた異類を対象としている。異類として表現された実在/非実在の動物は人間から離れて存在しないのである。物理的に未踏の山奥や海底に棲むとされるものといえども、目撃され、あるいは想像されることで立ち現れるのだ。以下では日本の精神文化を映し出す鏡として異類を見ていくことにしたい。…「異類文化学への誘い」より】 執筆は、伊藤慎吾、飯倉義之、伊藤信博、今井秀和