インドネシア海軍は5月9日、カリマンタン島南部の沖合付近で、海賊らが21人乗りのタンカー「Hai Soon 12」から原油の略奪を企てていたことから、海賊らが乗るボートを8時間にわたって追跡し、インドネシア国籍の海賊9人を拘束した。 タンカーには、中国、ミャンマー、韓国、シンガポールの乗組員が乗船していたが全員無事だった。なお、海賊らはスラバヤへと移送された。 タンカーは、当初シンガポール船籍と発表されたが、その後の調べで南太平洋のクック諸島船籍であることが判明した。 タンカーはシンガポールを出航し、スマトラ島のドゥマイへと向かう予定であったが、スマトラ島とカリマンタン島の中間に位置するカリマタ海峡付近で消息を絶った。海賊らが自動船舶識別装置(AIS)のスイッチを切ったためとみられる。 海賊らは、タンカーから200キロリットルの原油を抜き取り、別の船に移し替えようとしていたが、未遂に終わっ
静岡県は12日、御前崎港内の航路上に海図に示された水深より浅い場所があり、貨物船が座礁する事故が起きたと発表した。測量の結果、砂の堆積で1・5メートル浅くなっていたことが分かり、県は付近で喫水6メートル以上の船舶の航行を制限。第3管区海上保安部は地域航行警報を出し、船舶に注意を促している。近くには、浜岡原発(御前崎市佐倉)の使用済み核燃料の運搬時などに使う中部電力専用の岸壁もあるが、当面は使用予定がないという。 県などによると、10日午後4時ごろ、中央埠頭(ふとう)1号岸壁に接岸しようとしていたパナマ船籍の貨物船「センチュリー シャイン」(4403トン、最大喫水6・9メートル)が、同岸壁の北東側約100メートルの付近で座礁した。船体に損傷はなく、約1時間後に自力で脱出し、別の埠頭に接岸した。乗組員にけがはなかったが、積み荷を扱う作業が遅れた。 県が11日に付近の測量をしたところ、本来は
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