南米コロンビア中部メデジン近郊で28日に起きたチャーター機墜落事故では、ブラジルのサッカーチーム「シャペコエンセ」の主力選手の大半が犠牲になったとみられる。 弱小と見なされていたチームが快進撃の末、ビッグタイトルにあと一歩まで迫ったところで見舞われた悲劇。関係者の間にショックが広がっている。 コロンビア当局は29日、飛行記録を収めたブラックボックスを発見したと明らかにした。当局は搭乗者名簿に基づき75人死亡、6人生存と発表していたが、名簿中の4人が乗っていなかったことが分かり、死者数を71人に修正した。 シャペコエンセはブラジル南部シャペコを本拠地とする地域密着チーム。1部リーグに2014年に復帰したばかりで、今季はJ1神戸をかつて指揮したカイオ・ジュニオール監督の下、J1C大阪などに在籍していたFWケンペス選手らの働きもあって躍進した。南米のクラブチームが戦うコパ・スダメリカーナ(