ニューヨーク州のクオモ政権が、トランプ政権からの追求を回避するため、老人ホームなど高齢者施設での新型コロナウイルスの死者数を公表しなかったと語っていたことが分かった。 ニューヨークポスト紙によると、クオモ氏の主任補佐官のメリッサ・デローサ(Melissa DeRosa)氏は10日、民主党の州議会議員トップとビデオ会議を行った。その中で、昨年夏に司法省とニューヨーク州議会から老人ホームの死者数に関する情報提示を求めた際、トランプ政権に政治利用されることへの懸念から「凍結した」と語り、議員らに謝罪したという。 デローサ氏は「トランプ氏はこれを巨大な政治的フットボール化させる。彼はわれわれが老人ホームで全員殺したとツイッターで言い始め、(他州の民主党の知事)マーフィーやニューサム、ウィットマーを追求し、司法省に捜査するよう命じただろう」と発言。 「基本的に、われわれは凍結した」と述べ、「なぜなら