沖縄県の玉城デニー知事は20日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に新たに米軍キャンプ・ハンセンで働く基地従業員1人が感染したと発表した。同基地で発生している大規模クラスター(感染者集団)の感染者は、186人に増加した。 県内でのオミクロン株の感染者は合計4人になった。
河野太郎沖縄担当相は13日、沖縄の日本復帰49年に関する本紙などのインタビューで、沖縄の子どもの貧困率が高い理由の一つとして「10代の妊娠率」の高さを挙げ、「若いうちの妊娠が引き金」「いかに若い人の妊娠率を下げるか」などと持論を展開した。沖縄の出生率の高さ自体は評価した一方、10代が多いことは「必ずしも褒められる話ではない」と主張した。 河野氏は母子世帯の多さにも言及。「沖縄は家族の支える力が強く、親族らの支援が手厚い部分があるかもしれないが、そこに甘えては駄目だ」とした。 「母子世帯の発生を抑える」ことも重視し「内閣府も県や市町村と協力し、前がかりにやっていく必要がある」と話した。 また、「出生率が高いのは良い話だと思う。明治時代とかだと10代のお母さんというのはいたのかもしれないが、責任を持って子育てできる世帯というのが大事だ」とも述べた。 子どもの貧困に関する発言の真意について、本紙
23日午後9時ごろ、那覇市上空で約10個のオレンジ色の光が漂っていたという、複数の目撃情報が本紙に寄せられた。専門家は「天文現象とは考えられない」と話している。目撃者によると、那覇市通堂町の那覇港上空付近に複数の光が現れ、上下左右に移動を繰り返し、約15分後、全て消えたという。 石垣島天文台の宮地竹史所長は、動画で確認し「隕石(いんせき)が大気中に入り燃えながら落ちるときは地上から光が見えることがあるが、その場合は、ものすごい速さで飛ぶ。今回のように長時間ほぼ同じ場所に光がとどまるのは、天文現象ではないと思う」と話した。 浦添市西原から目撃した新垣覚さん(45)は「とても明るい光で、びっくりした。曲線を描きながら動いていたので、飛行機ではないと思う」。那覇市識名から目撃した竹尾慎太郎君(12)は「10個ぐらいの光が動いて、集まったり消えたりしていた」と話した。 航空自衛隊によると、謎の光に
沖縄県石垣島北部の久宇良地域で29日午後7時40分ごろ、西の海上に浮かぶ異様に強い謎の発光体が目撃された。星空ツアーを手掛ける「星空ファーム久宇良」の新垣信成さん(34)が写真や動画を撮影した。「(熱気球の一種の)天灯ではないか」との指摘もあるが、新垣さんは「明らかに異常で強い光」と否定し「正直、怖かった。正体は何なのか検証してほしい」としている。 目撃したのは、ツアー準備のため車で県道206号を北上していたとき。水平線上にオレンジ色の光が一つ見え、10分ほど制止したまま徐々に四つに増えたという。「写真を撮ると円盤状になっていて鳥肌が立った」。星空に携わる職業柄「星も出ない低い位置で、衛星や航空機、船の光とも明らかに違う」と言い切る。一緒だったスタッフの加瀬依子さん(28)も「不気味だった」。 一方で画像を見た石垣島天文台の宮地竹史所長は「色や高さなどからクルーズ船やホテルなどで最近よく飛
台風9、10号が相次ぎ発生した影響で、航空燃料を運ぶタンカーが石油施設に接岸できず、那覇空港の貯蔵燃料がタンク容量の45%まで減少している。航空各社は本土発の航空機に往復分の燃料を積み、那覇での給油を減らす「タンカリング」を24日から実施し、9月初旬までの使用量を確保した。
数年前から、沖縄の市街地で自転車に乗る外国人を目にする機会が増えた。記念写真を撮っている台湾や中国からの外国人観光客とは違う。仲間で集まって談笑する光景や、コンビニで働く姿も見かける。 彼らは、沖縄から直線距離で約4300㎞、飛行機を乗り継いで、10時間以上かかるネパール共和国からやって来た。2015年、沖縄の外国人労働者(アルバイトを含む)で断トツに多い最多の約3割をネパール人が占める(沖縄労働局調べ)。 遠く離れたネパールから、なぜ小さな沖縄へ来たのだろうか。母国を飛び出し、その先に見据える「夢」と日本で学ぶ目的とは? (デジタル部・與那覇里子、ライター・大橋弘基) ■海に引かれて沖縄へ 「いらっしゃいませー」 那覇市のドラッグイレブン国際通り店に入ると、チャウラガイシ・キリシュナさん(25)の大きな声が響く。レジでの接客、外国人観光客への英語対応、飲み物の補充などが担当で、軽快に店内
SNSやネットでは、悪意のない冗談や皮肉が意図せず拡散されるケースがあります。例えばネット上では「古くなった◯◯を無料で回収します」という冗談のフォーマットがあります(例:「iPhone15が発売されましたね。古くなったiPhoneを無料で回収します」といったもの)。 実際、明らかに悪意はなく「古くなった日本銀行券を無料で回収します」といった投稿を複数見かけました。全てを悪意のあるデマと判断する必要はないと思いますが、逆に投稿者の意図とは無関係に、こうした情報が独り歩きしてしまう危険性を理解しておくべきでしょう。 一方で、「あいまいさ×重大さ」というデマ・流言拡散の方程式に当てはまる状況も生まれています。新紙幣発行という不慣れな状況と、物価高などによる金銭への関心の高まりが相まって、さまざまな角度からデマや流言が生まれやすいと考えています。このような状況下では、ユーザー一人一人が情報の真偽
国会で成立した特定の人種や民族への差別をあおるヘイトスピーチ(差別煽動(せんどう)表現)の対策法(ヘイトスピーチ法)が今年6月、施行された。同法成立を受け、沖縄をめぐるヘイトスピーチの現状や課題について、ジャーナリストの安田浩一氏に寄稿してもらった。 ◇ ◇ 旭日(きょくじつ)旗や日章旗を手にしたデモ隊が街頭を練り歩く。聞くに堪えない罵声が飛び交う。 「死ね、殺せ」「首を吊(つ)れ」「日本から出ていけ」 憎悪の矛先を向けられるのは、在日コリアンをはじめとする外国籍住民だ。 こうした“ヘイトデモ”は10年ほど前から外国籍住民の集住地域を中心に、各地で見られるようになった。 へらへら笑いながら「おーい、売春婦」などと沿道の女性をからかう姿からは、右翼や保守といった文脈は浮かんでこない。古参の民族派活動家は私の取材に対し「あれは日本の面汚し」だと吐き捨てるように言ったが、当然だろう。ヘイトス
SNSやネットでは、悪意のない冗談や皮肉が意図せず拡散されるケースがあります。例えばネット上では「古くなった◯◯を無料で回収します」という冗談のフォーマットがあります(例:「iPhone15が発売されましたね。古くなったiPhoneを無料で回収します」といったもの)。 実際、明らかに悪意はなく「古くなった日本銀行券を無料で回収します」といった投稿を複数見かけました。全てを悪意のあるデマと判断する必要はないと思いますが、逆に投稿者の意図とは無関係に、こうした情報が独り歩きしてしまう危険性を理解しておくべきでしょう。 一方で、「あいまいさ×重大さ」というデマ・流言拡散の方程式に当てはまる状況も生まれています。新紙幣発行という不慣れな状況と、物価高などによる金銭への関心の高まりが相まって、さまざまな角度からデマや流言が生まれやすいと考えています。このような状況下では、ユーザー一人一人が情報の真偽
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