千代田化工建設や三菱商事など4社は水素を常温常圧で輸送する技術を実用化する。化学物質のトルエンと反応させて液化したものから、効率的に水素を取り出す技術を千代田化工が開発した。液化のための冷却が不要となり既存のタンクなどを使えるため、コストを抑えられる。千代田化工と三菱商事に三井物産と日本郵船を加えた4社でつくる「次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD)」が事業化にめどをつけた。発
広島電鉄が3月に発表したスマートフォンのQRコードなどを使った新しい乗車券システムの波紋が広がっている。広島周辺の交通系ICカード「PASPY(パスピー)」を共同利用してきた広島高速交通(広島市)は新システムに不参加を表明した。決済手段の分断は乗客の利便性を損ない、客離れを招きかねない。「ラッシュ時には2分30秒間隔で運転している。読み取りが遅いと駅に乗客がたまってしまう」。新交通システム「ア
【シリコンバレー=白石武志】米テスラが2日発表した2022年1~3月の電気自動車(EV)の世界販売台数は前年同期比68%増の31万48台だった。半導体不足に苦しむライバルを横目に成長力を保ったが、インフレや資源高が響き車両価格は上昇しつつある。価格破壊でEVの普及を加速させる従来の成長シナリオは転機を迎えている。1~3月のEV販売台数は株式市場の事前予想(31万5000台前後)を下回った。新型
商船三井が「海洋温度差発電」の実用化に乗り出す。海の表面と深層で海水の温度が大きく変わる点を利用して発電するもので、再生可能エネルギーの一つだ。2025年ごろに出力1000キロワット規模の発電所の稼働を目指す。既存設備を活用することで発電コストを洋上風力より安くする。多くの場所に展開できればエネルギー源の多様化につながる。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は同方式による潜在的な発電
トヨタ自動車、ソニーグループに次ぐ国内3位の時価総額を誇るキーエンス。営業利益率55%という強さの原動力が「直接営業」だ。迅速な対応で他社を圧倒し、ニーズを細かく聞き取って商品を開発。顧客のキーマンの異動情報まで共有し、組織を挙げて売り込みをかける。神出鬼没のキーエンス営業担当者の姿に迫る。「レーザーマーカーを購入されるご予定ですか」2021年冬、工作機械用部品を手掛けるエーワン精密の山梨工場
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