【ベルリン=共同】ドイツのメルケル首相は11日、トランプ米大統領のアカウントを永久凍結したツイッター社の決定について、意見表明の自由を制限する行為は「法に基づくべきだ」と述べ、同社の対応を批判した。報
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ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスで(2018年6月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / NICHOLAS KAMM 【6月20日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はこのほど、「ドイツで犯罪が大幅に増加している」とツイッター(Twitter)に投稿し、その背景に移民の存在があるとの考えを示唆した。しかし、先月発表された公式の統計によれば、ドイツの昨年の犯罪率は1992年以降で最低を記録している。 ■検証の対象 トランプ氏のツイート:「ドイツでは、移民問題が既に危うい状況にある連立政権に揺さぶりをかける中、国民は指導層に背を向けつつある。ドイツ国内の犯罪も大幅に増加している。欧州全体の大きな失敗は、移民を数百万人受け入れるのを許したことだ! 彼らは欧州の文化をめちゃくちゃにした」 ■分かっている事実 ドイツのホルスト・ゼーホーファー
第四の権力とポピュリズム ドイツの『デア・シュピーゲル』は、1947年創刊のニュース週刊誌で、緻密で強力な取材と多分に反権力的な主張で定評がある。 いったい戦後、誰がドイツの世論を先導してきたかと考えるなら、シュピーゲル誌の貢献度は、良きにつけ、悪しきにつけ、かなりの比重を占めるに違いない。そういう意味で、シュピーゲル誌は過去も現在も、まさに第四の権力の象徴である。 さて、今週発売の同誌が物議を醸している。問題は表紙のイラスト。 トランプ大統領らしき人物が、左手に血まみれの鉈を持ち、右手に自由の女神の首をぶら下げている。自由の女神の首からは血が滴り落ち、イラストの横には、「アメリカ・ファースト」の文字。 トランプ大統領らしき人物の姿は、イスラム国のテロリストが、掻っ切った生首をぶら下げていたネットの映像と綺麗に重なるようになっている。 フランスのシャルリ・エブド紙が、ときにイスラムの預言者
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