そこには、モスクがあるはずだった。 しかし、代わりにあったのは「社会主義核心価値観」という中国共産党の標語を掲げた公園だった。 「いまは、宗教を必ずしも信じるということもなくなったよ」 いあわせた地元の男性は、言葉少なに、そうつぶやいた。 かつての祈りの場で、いったい何が起きているのか。多くのイスラム教徒が暮らす新疆ウイグル自治区の各地を訪ね歩いた。 (上海支局 道下航 平井克昌 / 中国総局 花井利彦)
![モスクが消える?尾行される取材班 ルポ・新疆ウイグル | NHK | WEB特集](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d723a1fb0087f0db2d5dc934e4e642b7bf85f61f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240723%2FK10014513121_2407161723_0716181111_01_02.jpg)
思わずそんな感想を抱いてしまった。レンタルした原付にまたがり、サトウキビ畑をつらぬく道路を走り続けて数キロ。1人も村人に会わず、1台の対向車ともすれ違わない。建物もほとんど見かけず、道路がアスファルトで舗装されているのがかえって不思議なほどだ。冗談抜きで、文明崩壊後の社会に1人だけで放り出されたような気になってくる。 空気がすこし不穏である。数百キロ南方のフィリピン海上で台風が発達しているらしいのだ。強風のせいで、晴れているのにちょっと肌寒い。しかもいっそう不穏なのは、路上に点々と黒い肉片が落ちていることだった。これらはすべて体長7~10センチくらいのヒキガエルの死体であり、路面に顔を近づけるとかすかに屍臭を感じる。 島の路上に点々と散らばる黒いシミはすべてヒキガエルの死体。たいへんな場所に来てしまったような……。 死体は乾燥してミイラ化したものと、轢死して腐っているものがあった。人間が引
レコーディングで上京した間隙を縫って、 今、話題の前川前文科事務次官が常連だったという、 歌舞伎町の出会い系バーに潜入取材を試みました。 極力、政治的なバイアスを排し、 その場所がいかなるところなのかに的を絞り、 中立的に見つめてみたいと思います。 6月1日未明、0時すぎの新宿。 平日とはいえ煌々とネオンサインが輝いています。 駅から徒歩5分。 ゴジラが見下ろす歌舞伎町のメインストリートにその店はありました。 60分3500円、120分6000円、 通常ドリンク1杯のところを2杯にサービスすると、入り口で店長らしき人にささやかれ、 そのまま入店。 「もう6年やっている」ということで、 こういう業界にしては成功している業態だということがわかりました。 60分コース、3500円を先払いし、 その他の料金は一切かからないことや、以下のようなシステムの説明を受けました。 ・店内にいる素人の女性から
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