今年度の厚生労働省の障害者総合福祉推進事業で、「羞明(まぶしさ)等の症状により日常生活に困難を来している方々に対する調査研究」が始められることになったことを、前回取り上げました。 これに対し、当事者たちからは、ぜひ調査に協力させてくださいなど、好ましい反応が多くありました。しかし、そんな方を見たことがないという反響も、一般の方や医師からもありました。その裏には、それほどの問題なのかという疑問があるようです。 高度の羞明を持った方は、そもそも屋外に出ることは少ないし、なかなか妥当な診断が得られないこともあって、医療機関からは遠ざかってしまう方もいるため、目立たないのかもしれません。 しかし、眼科、神経内科、精神神経科などで結論が得られない方が、本コラムや自著を読んで、毎週2人か3人は全国から来院しますので、決して珍しい症状とはいえないと思います。 こうして多くの患者に出会っているうちに、これ
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