菅義偉官房長官が「韓国大統領の発言は国際法と違うということを確かに言っておきたい」と文在寅(ムン・ジェイン)大統領を批判した。 16日、日本のBS日テレに出演した菅長官は大法院(最高裁)の徴用判決に対して「条約で合意した内容は当事国のすべての国家機関、すなわち行政・司法・立法全体が遵守しなければならないというのが国際法の大原則」としてこのように話した。 菅長官の発言は10日、新年記者会見で文大統領が述べた発言を正面から批判したものだ。 「韓国が譲歩する可能性があるか」という司会者の質問に菅長官は「譲歩ではなく、どの国でも守らなければならない約束であり、国際法の大原則」と話した。 また、「合意したのはどの国でも守るのが当然で、その中には司法府も含まれている」として「国際法の大原則を否定するような行動をしてはならない」と主張した。 文大統領は10日、会見で「(徴用判決などは)韓国政府が作り出し