米バイオ企業モデルナの日本法人は11日、13日から始まる大相撲春場所で懸賞旗を出すと発表した。幕内の阿炎、宇良、琴ノ若といった若手力士の取組で掲げる予定。モデルナは新型コロナウイルスワクチンを日本に供給している。3回目接種の広がりが鈍いなか、懸賞を通じてワクチン接種を促す狙いもある。同社は「新型コロナの拡大により将来への不安が増
大相撲で史上最多となる45回の優勝を果たした横綱 白鵬が現役を引退する意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。 “今後本場所で横綱として15日間土俵を務めることはできない” 白鵬は、右ひざの手術の影響などで休場が続き、去年の11月場所後に横綱審議委員会から「休場があまりにも多い」として「引退勧告」の次に重い「注意」の決議を受けていました。ことし3月の春場所は、再び右ひざのけがで3日目から途中休場して場所中に手術を受けました。 白鵬は、7月の名古屋場所に進退をかける意向を示し、リハビリとともに土俵上での稽古を再開したうえで、6場所連続休場から復帰しました。その名古屋場所では、初日から連勝を重ねて史上最多を更新する45回目の優勝を全勝で果たしました。 直後のNHKの取材に対して「体もあちこちぼろぼろだ。先のことはゆっくり考えたい」などと話していて、秋場所に向けた合同稽古に姿を見せたもの
日本相撲協会は、初場所前に力士4人の新型コロナウイルスへの感染がわかった九重部屋で、新たに師匠の九重親方と幕下以下の力士4人が検査で陽性と判定されたと発表しました。 日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと九重部屋の力士など10人が18日、新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、元大関・千代大海の九重親方と幕下以下の力士4人の合わせて5人が新たに陽性と判定されたということです。 幕下以下の力士4人は、19日に入院するということです。 九重部屋では初場所前日の今月9日に、前頭13枚目の千代翔馬と十両5枚目の千代鳳など力士4人の感染がわかっていて、これで九重部屋で陽性と判定されたのは9人となりました。 相撲協会は最初に感染が判明した力士と濃厚接触の可能性があるとして九重部屋の力士や親方など所属する協会員全員を初場所初日からすでに休場させていました。 日本相撲協会の芝田山広報部長は「陽性者
大相撲初場所初日(10日、東京・両国国技館)、日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が電話取材に応じ、序二段力士の琴貫鐵(22=佐渡ヶ嶽)が新型コロナ禍を理由に引退したことを受けて「『怖いから』では理屈が通らない」と語った。 【写真】初場所開催のあいさつをする八角理事長 琴貫鐵は9日に自身のツイッターで引退を発表。「このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので 休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え協会に連絡してもらった結果 協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく 出るか辞めるかの選択肢しか無く 自分の体が大事なので」とつづった。 これに芝田山部長は「組織の中にはそういう人もいる。会社にもコロナが怖いから出社したくないと言う人もいるだろう」とした上で「それをみんなが言っていたら仕事にならない。対応ができないなら本人が出処進退を考えるしかないということ」と指摘。
10日の大相撲の初場所初日を控え、序二段の力士が新型コロナウイルスへの感染を恐れたとして現役引退を自身のツイッターで表明しました。 序二段20枚目で佐渡ヶ嶽部屋の琴貫鐵(ことかんてつ)は9日、自身のツイッターを更新し、「きょうを持って引退することになりました。このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので、休場したいと佐渡ヶ嶽親方に伝え、協会に連絡してもらった結果、協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく、出るか辞めるかの選択肢しか無く、自分の体が大事なので」としたうえで、「コロナに怯えながら、我慢して相撲を取るという選択肢は選べず、引退を決意しました」などとつづっています。
日本相撲協会は、力士や親方などすべての協会員を対象に行った新型コロナウイルスのPCR検査の結果、九重部屋で幕内の千代翔馬など力士5人の感染がわかったと発表しました。 相撲協会は感染者が所属する部屋などの関取、合わせて16人を休場させることで10日から予定どおり初場所を開催します。 日本相撲協会は、初場所の開催に向けて9日までに力士や親方などの協会員全員、およそ900人を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を行いました。 相撲協会によりますと検査の結果、いずれも九重部屋で前頭13枚目の千代翔馬と十両5枚目の千代鳳、それに幕下以下の力士2人、友綱部屋の幕下以下の力士1人の合わせて5人が新型コロナウイルスに感染したということです。 相撲協会は、濃厚接触の可能性があるとして5人の力士が所属する九重部屋と友綱部屋のほか、今月5日に感染が明らかになった横綱・白鵬が所属する宮城野部屋、さらに今月、集団感
外部の人と会食をして25日から大相撲7月場所を休場している平幕の阿炎について、日本相撲協会は、阿炎が新型コロナウイルスの「抗原検査」を受けた結果、陰性だったとしたうえで、接待を伴う飲食店に出入りしていたことを明らかにしました。 相撲協会は、阿炎が25日に37度6分の発熱があり、25日と26日の2回、新型コロナウイルスの抗原検査を受けた結果、いずれも陰性だったと発表しました。 一方で、相撲協会の芝田山広報部長は、阿炎が他の部屋の幕下以下の力士とともに接待を伴う飲食店に、場所中と場所前の2回にわたって出入りしていたことを明らかにしました。 この幕下以下の力士も、25日に37度台の発熱があり、抗原検査を受けた結果、2回とも陰性だったということです。 芝田山広報部長によりますと、2人の力士はいずれも師匠の判断で今場所は、このまま休場させるということです。 芝田山広報部長は「夜の接待を伴う店に行った
大相撲の平幕の阿炎が外部の人、数人と会食をしていたことが分かり、7月場所7日目の25日から休場しました。日本相撲協会は今後、阿炎に新型コロナウイルスの抗原検査とPCR検査を受けさせ、結果が出るまでの間は、休場させるとしています。 日本相撲協会は、7月場所の開催にあたって新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのガイドラインを発表していて、力士などは不要不急の外出をせず人との接触をできるだけ減らすよう求めています。 錣山親方は、25日午後になって阿炎が会食していたことを知り、感染拡大を防ぐために大事を取って休場させることにしたということで、阿炎に発熱などの症状はないということです。 25日対戦する予定だった関脇 御嶽海は不戦勝となりました。 相撲協会は、25日午後1時半ごろに26日の中日、8日目の取組を発表していて阿炎は新大関 朝乃山との対戦が組まれていましたが、新しく取組を編成し直しました。
日本相撲協会は13日、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の三段目の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が、同日午前0時半にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去したことを発表した。山梨県出身。28歳だった。日本のプロスポーツ選手が新型コロナウイルスの影響で死去するのは初めて。国内で20代の死亡は、初とみられる。 勝武士さんは中学卒業後に高田川部屋に入門し、2007年春場所初土俵。身長165センチと小柄ながら、強い足腰を武器に最高位は東三段目11枚目。明るい性格で知られ、巡業などでは初っ切りを務めたこともある。糖尿病の持病があり、入院後も体調が心配されていた。 協会が発表した勝武士さんの経過は以下の通り。 ▽4月4、5日 38度台の発熱。師匠らが保健所に電話をかけ続けたが、つながらず。 ▽4月4~6日 近隣の複数の病院に依頼したが、受け付けてもらえず
大相撲の十両・貴源治(22=千賀ノ浦部屋)が、インフルエンザに感染しているにもかかわらず冬巡業の取組で相撲を取っていたことが22日までに、分かった。11日に佐賀県佐賀市で行われた巡業先の病院でインフルエンザA型と診断されたが、日本相撲協会関係者に取組を行うよう指示されたという。今回の巡業では力士に感染者が続出しているが、その中で明らかになった日本相撲協会の対応に関係者からは非難の声が上がっている。 【写真】すげえ…石浦をバーベル代わりにしてスクワットする白鵬 また角界で衝撃の事実が発覚した。複数の関係者によると、貴源治は11日に佐賀市で行われた巡業の午前中に、体調不良を訴えて会場から病院へ向かった。そこで「インフルエンザA型」「少なくとも5日間または解熱後2日間は自宅安静を要する」と診断を受け、日本相撲協会の関係者に病名を報告。それでも、取組の相撲を取るように指示されたという。 今回、貴源
急須と湯飲みをのせた盆を手に、客席を慌ただしく動き回る相撲案内所の出方=東京・両国国技館で2019年5月21日、藤井達也撮影 米国のトランプ大統領の大相撲観戦で相撲茶屋が困り顔だ。警備上の理由から「茶屋なのに茶が出せない」とぼやいている。 相撲案内所、通称相撲茶屋は、日本相撲協会から一部の入場券の販売を委託され、購入した観客に飲食物、土産物の販売や湯茶の接待を行う。出方と呼ばれる、たっつけばかま姿の従業員が、急須と湯飲みを載せた盆を升席に運ぶのはおなじみの光景だ。 この急須や湯飲みが割れ物であることが問題視された。割れ物は凶器になる可能性もあるため、千秋楽は客席への持ち込みが禁止される。瓶入りのビールやワインも同様で、案内所関係者の間では、「パリンと物が割れる音がしただけで米国のシークレットサービスが身構えるらしい」といううわさも飛び交う。ペットボトル入りのお茶は販売できる見込みだが、「普
5月下旬に予定されているトランプ米大統領の来日をめぐり、大相撲観戦が日程に組み込まれ、米国側が優勝力士への内閣総理大臣杯の授与役をトランプ氏が担いたいとの意向を日本政府に伝えていることが11日、政府関係者への取材で分かった。外国元首による総理大臣杯の授与は極めて異例で、安倍晋三首相とともに土俵に上がる案も浮上。関係機関は警備上の課題などについて検討を進めている。 政府関係者らによると、トランプ氏は5月26~28日の日程で日本を訪問する予定で調整が進められており、日本政府は国賓として招待している。観戦が見込まれるのは来日初日の26日で、両国国技館(東京都墨田区)での夏場所千秋楽に当たる。 同場所は元号が令和に変わって最初の興行。シンボリックな行動を好むトランプ氏側は、国技での表彰が日米の友好関係を強調できる格好の場面だと判断したとみられる。政府関係者によると、希望は総理大臣杯の授与役として伝
大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が2日、大阪市内であり、18歳の少年が体重211キロを記録した。歴代最重量関取の元大関小錦でも、入門時は175キロだった。 40人いる受検者の36人目。169センチ、67キロの中学生の次に鳥取城北高の当真嗣斗(つぐと)が登場すると、どよめきが起きた。身長は183センチ、胸囲は171・8センチ。「一歩ずつ上がっていって、やっぱり横綱になりたいです」と、夢も大きい。 那覇市出身。父の嗣有(つぐあり)さんが経営する居酒屋でもりもり食べ、牛乳は「水と同じ感覚で」1日4リットル飲んだ。小学校の入学式で80キロあり、小4で120キロ、中1で150キロと成長を続けた。 最後に体重をはかったのは昨年5月で約195キロだった。高校には200キロ以上をはかれる体重計がなく、以降は「測定不能」。「(今の)自分の体重を知ったのは初めてです」と顔をほころ
女性が土俵に上がっていけない理由はないと思う。結論としては。 ただし。 けったいで野蛮なスモーとかいう裸踊りには何の興味もないが、あの下品でヤクザみたいなスモー協会とかいう奴らが原始的な女性差別をしてやがるのが気に入らないから、土俵に上がっても特にすることもないけど、何がしたいわけでもないけど、なんとしても奴らが神聖視してる土俵とかいう小汚い土くれを踏みつけて(踏みつけさせて)やりたい。 ーーというような人(誇張です)ばかりツイッターに湧いてくるので、こちらもその態度に腹を立ててしまう。あんたら相撲に何の興味もないんだから、もっと深刻な女性差別に目を向けてくれ。 宝塚市長がそういう人だとは言わないけど、舞鶴市長が上がってたのを知って急遽土俵に上がりたいといい出したのにはまったく賛成できない。歓迎の挨拶で「土俵に上がれなくて悔しい」とまで言い出して、煽情的に過ぎる。去年も宝塚巡業やってるけど
4日、京都府舞鶴市で行われた大相撲の春巡業で土俵上であいさつ中に倒れた舞鶴市の多々見良三市長は、診断の結果、くも膜下出血のためおよそ1か月安静と入院が必要とわかりました。当面は副市長が職務を代行するということです。 観客の女性が救命処置に駆けつけましたが、大相撲では女性が土俵に上がることは伝統的に禁じられているため日本相撲協会の担当者が「女性は土俵から下りてください」と数回場内でアナウンスし、市長は協会関係者の男性に土俵から下ろされて処置を受け、病院に運ばれました。 舞鶴市によりますと、多々見市長は精密検査の結果くも膜下出血と診断され、手術後の容体は安定していますが、およそ1か月安静と入院が必要だということです。 舞鶴市ではこの間、堤茂副市長が職務を代行することになりました。 川端常太市長公室長は「市長が市役所に戻るまで、市政が滞らないよう最善を尽くしていきたい」と話しています。 また、日
ことし1月に無免許で車を運転していたとして道路交通法違反の罪で略式起訴された大相撲の元幕内・大砂嵐について日本相撲協会は9日に開いた理事会で、引退勧告の処分とすることを決めました。 大砂嵐は理事会の前に引退届を提出していて処分が決定したあと受理されました。 大砂嵐は十両8枚目だったことし1月に長野県内で3回、無免許で車を運転していたとして、道路交通法違反の罪で先月、略式起訴され、裁判所から罰金50万円の略式命令を受けていました。
「やっぱり、白鵬は強い」。7月23日に千秋楽を迎えた名古屋場所で、王者は底力を改めて見せつけた。千代の富士の通算1045勝、魁皇の1047勝という史上2位、1位記録を次々と抜き去り、自身の持つ最多優勝記録を更新する39回目の優勝を達成。通算勝ち星の記録も、1050勝にまで伸ばした。一時期の不調を脱し、再び、抜きんでた土俵の王者として君臨しようとしている。 しかし、相撲ファンや関係者の間からは、その強さを称賛する一方で、相撲内容への不満も少なからず聞こえてくる。特によく指摘されるのが「荒々しさ」への批判だ。手のひらで相手の顔面を強烈に張る「張り手」や、ヒジのあたりを相手の顔面にぶつける「激しいカチ上げ」でひるませる。こうした取り口が、荒々しいと非難されているのだ。 あらかじめ断っておくと、どちらの行為もルールに反したことではない。相撲では、「握りこぶしで殴る」「髪の毛を引っ張る」「両耳を同時
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