19日未明、北朝鮮の軍将校と一般市民が脱北、韓国側によって身柄を確保された。 YTNなどの韓国メディアによると、韓国政府消息筋は「仁川甕津郡白翎島北方の海上で、小型の船が捉えられ、海軍高速艇が接近した。この船には北朝鮮将校1人と住民1人が乗っており、2人は亡命の意思を明らかにした」と伝えた。 亡命を希望した2人は北朝鮮の住民証を持った一般人と40代と推定される北朝鮮軍の少佐だということで、現在は韓国海上警察が身柄を確保し、国家情報院、韓国軍当局も加わって具体的な亡命の経緯について調査しているという。 北朝鮮軍人の脱北は、昨年11月13日に軍事境界線を超えて亡命してきた20代の若い兵士によるものが記憶に新しいが、2000年以降今度で14度目。南側との国境付近に近づけるということでは一般人よりも容易なため、軍人の脱北自体は珍しいことでない。 だが将校クラスの軍人の亡命となるとあまり例がない。過