九州新幹線・長崎ルートの整備方針について、佐賀県の山口知事が短期間で決めるのは受け入れがたいという考えを示したことをめぐり、衆議院長崎3区選出の自民党の谷川弥一衆議院議員は「韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と述べました。 これをめぐり、衆議院長崎3区選出の自民党の谷川弥一衆議院議員は、長崎県内にある新幹線の建設現場で関係者を前に「佐賀の人たちが、福岡までしか考えてくれない。その先に大阪があって、リニアや東京があるということを分かってくれない」と述べました。 そのうえで「佐賀の知事さんには、台湾のようなつきあいをしてほしい。韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と述べました。 谷川氏は、その後、NHKの取材に対し、「よけいなことを言ってしまった。韓国や北朝鮮をやゆするつもりはなく、長崎県と佐賀県が日頃から交流するような関係になってほしいということを言いたかった」と釈明しました。