京都大学の西浦教授と北海道大学大学院の安齋麻美さんによる論文,「“Go To Travel” Campaign and Travel-Associated Coronavirus Disease 2019 Cases: A Descriptive Analysis, July–August 2020 」が公開され,大きなニュースになっています. メディアなどの報道では,「「GoToトラベル」の開始後に、旅行に関連する新型コロナウイルス感染者が最大6~7倍増加した」「旅行関連の新型コロナ発症率は約1.5倍に」といったセンセーショナルな取り上げ方になっていますが,この理解は正しくありません. 何が書いてあるのか,そしてどのような意味を持つのかについて少し整理してお話ししましょう. ※昨日の一連のツイートでは,どうもわからないところが多く,混乱している部分もあったためここにまとめておきます(実際
![西浦教授によるGoTo論文の解説と批判|飯田泰之](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e824c20e1bda22e8222809f8c3209ddaeec7b803/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F44032171%2Frectangle_large_type_2_7b0573e637b498d4b54b8ec3fc2d7c73.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)