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ブックマーク / note.kishidanami.com (5)

  • 「死ね」と言ったあなたへ|岸田奈美|NamiKishida

    ※この記事は、後述の理由により、11月8日(月)23:59まで公開していました。しばらくマガジンのアーカイブとして読めます。 ※死を煽る内容ではないですが、「死ね」という言葉が頻出します。2021年11月8日(月)15:02追記:わたしが一番祈っていた形で、ここに登場する方々のもとに届きまして、もしかしたら先方の優しさかもしれないですし、そりゃそうだと思うんですが、ものすごく、ものすごく深い理解と希望を示してくださいました。届けてくださったみなさん、ありがとうございます。今年の10月、わたしがTwitterで投稿したダウン症の弟の写真に、「ガイジ(障害児)は生きる価値なし死ね」と返信をした人がいました。 その人のアカウントは、わたしだけではなく、障害のある人たちを手当り次第に攻撃するために作られていました。 それから、その人とご家族と、ダイレクトメッセージでやりとりをしました。返信について

    「死ね」と言ったあなたへ|岸田奈美|NamiKishida
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    h5dhn9k 2021/11/07
    FUJIWARA原西『生きる!』
  • 小林賢太郎氏の解任と、わたしの責任(限定公開)|岸田奈美|NamiKishida

    ここには、7月22日15:29〜22:00まで、小林賢太郎氏の東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のショーディレクター解任の一報を受けて、いちファンとして、過去にnoteで彼の作品を熱烈に紹介した作家として、思うことを書いて、公開していました。 解任にいたる判断には納得しているものの、どう受け止めればいいのか言葉にできず、戸惑って苦しんでいるわたしのようなファン、そして、いつもわたしの書くものに寄り添ってくれる読者のみなさんへ向けた内容でした。 小林賢太郎氏の解任の判断に異議を唱える内容でも、彼の活動を擁護する内容でもなく、ファンとしてコントの存在を認識していたわたしがどんな意識を持ちたいと願うかという差し出がましい内容でした。 決して短くなく、読みやすくもない文章だったと反省していますが、貴重な時間を費やして最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。 SNSで記事が

    小林賢太郎氏の解任と、わたしの責任(限定公開)|岸田奈美|NamiKishida
    h5dhn9k
    h5dhn9k 2021/07/22
    私は、原爆投下を正当化しても良い(戦勝国の大半はそうだ)のと同様にユダヤ人虐殺をネタにしても良いとは考える。つまらんけどな。そもそも、野村萬斎氏が逃げた後釜をコバケンさんが務まる訳が無い。
  • ワクチンを打ったわたし、心臓を止めない薬|岸田奈美|NamiKishida

    お下がりの洗濯機をいつ持っていけばいいかという連絡を母にしたら、いま病院のレントゲン検査にきているとのことだった。 心臓に人工弁を入れている母は、“念のため”の検査がやたらと多い。いつも飄々とした外科医の先生が「うん、今日も異常なっしーん」と壁に貼りつけた検査の書類を見ながら、もう当り前に決まってたことかのごとく言ってくれるのだが、超弩級な心配性の母は、いつもあれこれと質問をする。 その質問が、なんか、天王寺動物園のトラの背中にマウンテンゴリラが乗って檻から逃げ出した想定の避難訓練というか、とにかく「そうはならんやろ」と言いたくなるような想像の産物なので、母はだいたい「そうはならんのですよ」と先生に笑われて、すごすごと診察室をあとにすると言う。 「もう病気はいやや、ピンピンコロリがいい」 母が電話で、さめざめと泣いた。 「すでに病気で二回死にかけとるから、あなたの場合はピンコロ ピンコロ

    ワクチンを打ったわたし、心臓を止めない薬|岸田奈美|NamiKishida
    h5dhn9k
    h5dhn9k 2021/07/07
    私自身が仮死状態で生まれた者としては、反ワクチン派、[自称自然派]に対して「何言ってんだコイツ」としか思わんかな。Aさんに対しても「じゃあ、ガンそのものが空想だとは考えないのですか?(反語)」って聞く。
  • 全財産を使って外車買ったら、えらいことになった|岸田奈美|NamiKishida

    12月19日 追記 こちらの記事が、とんでもねえ経緯と熱量で、英語ほか10言語に翻訳されました! 英語翻訳された奇跡の舞台裏note 英語翻訳版の記事 全財産の内訳は、大学生の時からベンチャー企業で10年間働いて、したたり落ちるスズメの涙を貯め込んだお金と。 こんなもん、もう一生書けへんわと思うくらいの熱量を打ち込んで書いたの印税だ。 それらが一瞬にして、なくなった。 外車を買ったからだ。 運転免許もないのに。 「調子乗ってんなよお前」と思った人も、「どうせ“わたしのマネをすれば秒速で車が買えるんですよ”ってやばいビジネスに誘うんだろ」と思った人も、一旦、聞いてほしい。 わたしは、わたしなりに、誇らしい使い方をしたのだ。 あまりにも誇らしいので、一連の流れを12月6日放送の「サンデーステーション(テレビ朝日)」で取材してもらうことになったけど、時間が限られているTVでは、わたしの当の思

    全財産を使って外車買ったら、えらいことになった|岸田奈美|NamiKishida
  • スズメバチを食べたルンバ|岸田奈美|NamiKishida

    事件は、オンラインで打ち合わせをしている最中に起きた。 ブオンッと風を切り裂くような音を立てて、視界の隅をなにかが横切った。 打ち合わせも終盤にさしかかり、雑談に移行していたので、私はふっと顔を上げる。 布団を干すとき、全開にしていた窓が開いたままだった。 ブオンッ。玄関でまた風を切り裂く音がする。 カナブンだろうか。バッタだろうか。そんなのが飛び込んでくるくらい、暖かくなったんだなあ。 のんきにそんなことを思いながら、私は会議のメンバーに「すみません、ちょっと何か来たので、見てきます」と言い、接続を切った。 「ちょっと何か来た」というのは、盛大な私のブランディングである。最近、ピクサー映画「バグズ・ライフ」を観たので、小さきものの生命を尊び、慈しむ人に憧れていた。 カナブンだかバッタだかに「ふふっ、かわいい子。ここが落ち着くのね。好きなだけ良いのよ」と、声をかけたい気分になっていた。つい

    スズメバチを食べたルンバ|岸田奈美|NamiKishida
    h5dhn9k
    h5dhn9k 2020/05/25
    私なら気にせず、そのままルンバを使うかな。いつかは餓死するだろうし。
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