中国軍が今週にかけて中国本土から、南シナ海の領有権争いが存在する海域に向けて、合わせて6発のミサイルを発射する実験を行っていたことがアメリカ軍への取材でわかりました。 中国軍がこの海域に向けてミサイル発射実験を行ったのは初めてだと見られ、アメリカを強くけん制するねらいがありそうです。 それによりますと、アメリカ太平洋時間の先月30日に、中国軍が南シナ海に向けてミサイルの発射実験を行ったということです。 ミサイルは中国本土から合わせて6発、発射され、いずれも領有権争いが存在する南シナ海の2つの海域に着水したとしています。 アメリカ軍当局者は、発射されたミサイルの種類について「分析を進めている」としていますが、NBCテレビは、発射されたのは洋上の空母をねらった精密攻撃が可能とされる対艦弾道ミサイルだったと伝えています。 中国の海事当局は、先月29日から今月3日までの5日間、南シナ海の南沙諸島、
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