2022年1月11日のブックマーク (1件)

  • なんなんだこの終わりは〜蜷川幸雄、オールメール『ロミオとジュリエット』 - Commentarius Saevus

    蜷川幸雄、オールメール『ロミオとジュリエット』を見た。途中までは非常に良かったと思うのだが、最後があまりにもひどくかった…好みの問題だと思うがふざけんなって感じだった。 他のオールメールと同様、ヨーロッパふうの衣装や舞台美術で、モンタギュー家の息子ロミオ役が菅田将暉、キャピュレット家の跡取り娘ジュリエット役が月川悠貴である。プロローグは省略されているが、黒と白で衣装分けした両家の若党たちがヤンキーか暴走族かというようないでたちで切り結ぶスピード感あふれる第一幕第一場から最後まで、カットもあまりせずじっくり若い恋人たちの悲恋を見せる。 全体的に、この若い恋人たちにこそ理があることを強調し、社会や親たち、周りの者たちがいかにひどい圧力をロミオとジュリエットにかけているか、ということに重点を置いた演出だと思う。初日ということもあって全体的に役者の台詞回しがぎごちなく(ガートルードがまるっきり台詞

    なんなんだこの終わりは〜蜷川幸雄、オールメール『ロミオとジュリエット』 - Commentarius Saevus