ものごとを大きくとらえることで見えてくるものがあります。それが大局観です。大局観のある人を大局家と言います。 上記タイトルについて調べているのですが、驚くことに中国ではよくあることらしいです。 中国人で日本国籍を取得した石平(セキ・ヘイ)氏の本『中国人の正体』(2011年7月出版)から引用します。 「中国人の道徳倫理の欠如について、ある象徴的な事件がある。 2006年11月、南京市内のバス停留所で倒れていた老女をある若者が助けた。すると、驚くことに老女は『私を押し倒したのはお前だ。責任を取れ!』と言い出して、助けてくれた若者を相手に訴訟を起こした。人助けをしたのに、逆に損害賠償を請求されてしまったのである。 この事件は中国では有名で、事件以来、中国では老人が倒れていてもみんな知らんふりをするようになってしまった。 そのため、こんな悲劇も起きた。広東省広州市で老人が卒倒したが、路上に老人が2
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