米国のオバマ大統領がロシアのプーチン大統領に向け毒舌を飛ばした。 オバマ大統領は25日、オランダのハーグでオランダのルッテ首相との会談後の記者会見で、プーチン大統領に関する質問が出たことを受け「ロシアは近隣諸国を脅かす地域大国にすぎない」と話した。また。「米国も近隣諸国に影響力を持ってはいるが、これらを力で抑圧したり侵略する必要はないと考える。ロシアの行為は力の表出ではなく、むしろ軟弱さの発露だ」と主張した。さらに、「ロシアが軍事的に介入しなければならないと感じて国際法を違反するのは影響力が落ちたことを意味するものであり、強大化していることを示唆するものではない」と強調した。 特にロムニー前共和党大統領候補がロシアを「米国の地政学的な好敵手」と表現したことに対し、「ロシアは米国の国家安保でナンバーワンの脅威ではない」と評価を切り下げた。オバマ大統領の欧州訪問に随行するホワイトハウスの当局者