2007年12月12日 田中 宇 記事の無料メール配信 アメリカ政府が12月3日に発表したイランに関する諜報評価報告書(国家情報評価、National Intelligence Estimate、NIE)は、イランの核開発をめぐる問題を「終わり」にしてしまう破壊力を持っている。 ブッシュ政権は従来「イランは核兵器を開発している」と主張し「核兵器など開発していない。開発しているのは発電用の原子力技術だ」とするイラン側の言い分をウソと決めつけ、イランが核開発を止めない場合、空爆も辞さずという姿勢を採ってきた。国連の原子力機関(IAEA)は「イランの原子力開発が核兵器だと考えられる証拠は何もない」とする調査報告書を何回も発表し、イランの言い分が正しいことを裏づけてきたが、無視され続けた。(関連記事) しかしブッシュ政権が今回、米政府の16の諜報機関の総意として発表した諜報報告書では「イランは20
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