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ブックマーク / cppemb.blog17.fc2.com (3)

  • 固定長文字列クラス::実装技術

    2006-02-22 先月、Boost C++ Librariesに提出されていた固定長文字列ライブラリ(fixed_string)のレビューが行われ、却下されました。理由は、そこまでする価値が見当たらないとか、ドキュメントがよくないとか、その他諸々あったようです。ただ、アイデアとしてはそんなに悪くはないと思います。特に組み込み用途としては、固定長文字列クラスがあると嬉しいことは間違いありません。 現物を見ていただければわかるのですが、今回レビューが行われたものは、一見して複雑すぎます。せっかく「固定長」にするのですから、formatterとかは必要ないので、もっと単純で軽量なものにした方が目的にはあうと思います。 今回は間に合いませんでしたが、近いうちにより軽量の設計&実装の固定長文字列クラスを作れたらと考えています。今回はとりあえず速報まで。 Comment MA : 2006-02-

  • C++ と組み込み環境 | 一時オブジェクトの参照

    2006-01-30 επιστημη氏主宰のメーリングリストcppllでも一週間ほど前に一時オブジェクトの生存期間に関する話題が上がっていたので、こちらでもご紹介します。少し変更を加えてありますが、まずは下記のサンプルコードをご覧ください。 #include <iostream> class A { int a_; public: explicit A(int a) : a_(a) { std::cout << "construct - " << a_ << std::endl; } ~A() { std::cout << "destruct - " << a_ << std::endl; } }; const A& foo(const A& a) { return a; } const A& bar() { return A(3); } int main() { const A& a1

  • 型のサイズを知る方法::実装技術

    2005-12-18 そろそろネタが尽きてきたので更新も遅れがちですが、今回の記事は、OKWave の このQ&A から引用したいと思います。 簡単に解説すると、単に型やオブジェクトのサイズを静的に調べたいだけであれば、sizeof 演算子を使えば十分です。sizeof の評価結果はそのままプログラムの中で使うことができますが、その値をプログラマが知ろうとすると、コンパイル結果を調べるか、一旦外部装置に出力するしかありません。あるいはデバッガで調べるかです。 このうち、コンパイル結果を調べる以外の方法では、結局のところ実行時にならないと型やオブジェクトのサイズを調べることができません。しかし、実際の開発では、正確なサイズを知る必要が出てくる場合が少なからずあります。そんなとき、今回紹介する方法が役に立ちます。 OKWave の回答では、C++ では次のように書くことで型のサイズを知ることが

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