漫画・アニメで地域活性化、水戸で地方版コミケ、来年3月 日本最大の漫画同人誌の即売会「コミックマーケット」(コミケ)を主催する有限会社コミケットは2010年3月、水戸市中心街で地方版コミケを開く。 コミケは東京ビッグサイト(東京・江東)で毎年開かれ、50万人以上の集客力を持つが、地方都市での開催は沖縄以外では初。地元有志らが誘致を呼びかけ、開催が決まった。 開催日は来年3月21日。場所は旧京成百貨店跡の商業ビル「キミット」で調整している。 キミットは一部テナントが営業しているものの、大部分は空き店舗。所有者は伊勢甚本社(水戸市)で、細部の調整が済み次第、正式に使用契約を結ぶ。 開催に向け常磐大学の横須賀徹教授を中心に「コミケでまちおこし・みと実行委員会」が発足。水戸観光協会の中山義雄会長、特定非営利活動法人「茨城の暮らしと景観を考える会」の三上靖彦代表理事らが参加した。 委員会を中心に関係