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2010年8月30日のブックマーク (2件)

  • 第40回(最終回) ダメな“システム屋”を肥やすユーザーは退場せよ

    国際競争力を持つ日の産業はいずれも、ユーザーの厳しい目に鍛えられて成長してきました。自動車や精密機械だけでなく、素材、品、小売りなど、いずれもユーザーである消費者・企業と供給者の双方の“こだわり”が、高い品質を実現してきました。 産業ばかりでなく文化であっても、和ラーメンゲーム漫画、アニメーションなど、日発で海外で広く普及しているものは、いずれも厳しいユーザーに鍛えられて育ったものばかりです。 ところが情報システム、特に企業や団体が利用する業務システムの品質はどうでしょうか。日発の業務ソフトウエアが国際競争力を持つという事例は少なく、“ユーザー企業”が優れた情報システムを活用することによって国際競争力を獲得したという事例も数えるほどしかありません。 この連載『ダメな“ユーザー企業”を叱る!』では、我が国の情報システムが競争力向上につながらない原因を、“ユーザー企業”側の問題

    第40回(最終回) ダメな“システム屋”を肥やすユーザーは退場せよ
  • 第39回 ITは人員削減の道具ではない、人手不足解消にこそ役立つ

    野村総合研究所(NRI)で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務めて急成長を支え、『ダメな“システム屋”にだまされるな!』(日経情報ストラテジー編)の著者でもある佐藤治夫氏が、情報システムの“ユーザー企業”における経営者・担当者の視点で、考慮するべきことや、効果的な情報化のノウハウなどを解説する。(毎週月曜日更新) 前々回(第37回)と前回(第38回)では、供給過多になっている成熟市場におけるIT(情報技術)活用・情報化について述べてきました。今回は、逆に供給不足の業界について書きます。 市場原理が原則通り働く分野においては、供給不足は一時的な状況であり、時間の経過とともに新たなプレーヤーの参入が続き、需給はマッチします。ところが需要はあるものの、供給がなかなか追いつかない分野があります。 介護業界で慢性的な人手不足が続く理由 介護業界がその代表

    第39回 ITは人員削減の道具ではない、人手不足解消にこそ役立つ