■7ブランド導入 軽くラフに 「各ブランドが客を縦に取っていくようになってしまった。このままでは館自体も客とともに年を取ってしまう」(東急モールズデベロップメント)。実際、顧客の平均年齢は毎年、0・5〜0・8歳ずつ上昇。12年連続増収を見込んではいるものの、かつての勢いは失われつつあった。 2月下旬から順次導入しているのは計7ブランド。こなれた価格、顧客目線での物作り、オリジナリティーをキーワードに「ミエル=クリシュナ」(バロックジャパンリミテッド)、「ティティー&コー」(プレシジョン)、「リダーク」(ギルドコーポレーション)などを集めた。 ■トレンド後押し 既に手応え 今回の再構築はトレンドがカジュアルに大きく振れるなかで、既存の10代ブランドが再浮上してきたことも後押ししている。昨秋から持ち前のカラフルな色使いを前面に打ち出して前年比3倍ペースの「ココルル」(エクシブ)は、すでに