太陽系以外の星の中で地球によく似た星が発見された。しかもこれまで見つかっている星よりも最も近い場所にあるという。 豪の研究者が新しい技術でデータを分析 この星の名前は「Wolf 1061c」で、発見したのはオーストラリア、University of New South Walesの研究者たち。 彼らはチリにある3.6mの望遠鏡に備えられた分光器「HARPS」を使い、情報を収集。さらに惑星探査のため特別に作られた正確で新しい技術を使い、データを分析した。 その結果、Wolf 1061という星系にb、c、dという3つの星があることを確認。そのうちのcは、ハビタブルゾーン(生息可能エリア)に位置していることも分かった。 水や生命の存在する可能性がある 星系の中心にあるWolf 1061は安定した赤色矮星で、太陽より温度は低い。その周りをbは5日、cは18日、dは67日で公転。質量もbは地球の1.