―どういう経緯で参加されましたか? 最初に「殺伐としたような話になるならやらない」という話は監督にしました。 富野さんも「言われなくてもそうはしないよ」と、言われたんで「じゃあ、やります」と。 僕は殺伐としたり、過剰に病的な話が大キライなんです。スタジオに来た永野(護)さんが 「ある程度病的なもののほうが絵になることがある」と、言われたときに、僕が「場合によってはそうですね」と頷いたら、富野さんから「重田くんがそういうこといっちゃマズいだろう」と、いわれたりしたこともありましたが過剰でなければ、ある程度はOKだと思う。 悲惨なことをわざわざ見せてね?悲惨でしょと描いてもしょうがないんですよ。結局そういうのが好きな人には、娯楽になっちゃいますから。 ―制作中のエピソードを教えて下さい。 富野さんに、大きい目がキライだと言われました。だから、目を小さくして、しかもいのまた(むつみ)さんのキャラ