誰でも救急車で運んでもらえ、誰でも診てもらえる国が持つか? - 田村 耕太郎 アゴラ 7月17日(水)16時18分配信 日本のお医者さんに感謝である。連日の猛暑で、熱中症で多くの方が救急車で運ばれ処置を受けていらっしゃるが、こういう対応をしてもらえる国は稀でわれわれは感謝の気持ちを持たないといけない。同意にこれだけの医療体制は維持の限界にまで来ていることも自覚すべきだと思う。 日本では医療費の増大が問題だと常に報じられるが、対GDPの医療費は8%で先進国の中では最も低い。これはシーリングがかかっているからだが、そこで負担を一手に引き受けているのが実は日本の医師なのだ。時給にしたら決して高くない賃金で長時間の要求の高い仕事をこなしているのだ。これから高齢者が増えればさらに彼らの負担は大きくなる。 週末を過ごした京都のホテルで、手首と手の平の間あたりにひどい痛みがあり、その夜は睡眠不足。最