メガネ型のウェアラブルデバイス「Google Glass」を使った外科手術のライブ中継が8月21日に実施された。担当医師は、米オハイオ州立大学ウェクスナー医療センター整形外科医のChristopher Kaeding氏。同センターによれば世界初の試みだという。 「このエキサイティングな技術は、日々の患者のケアに組み込まれるかもしれない」とKaeding氏は語る。「正直なところ、いったん手術を始めたら、しばしばGoogle Glassの存在を忘れていた。それだけ直感的でシームレスにフィットしていたということだ」 ソフトボールで怪我をした47歳女性の膝を手術する間、Kaeding氏の視点から撮影された動画が、別の場所にいる同僚や医学生にインターネットでライブ中継された。 この中継について同センターの同僚は、医学教育に利用できる可能性について期待を述べるとともに、「手術そのものの大きな変化が起こ