野生の猿による農作物の被害を減らそうと、猿を撃退する犬、「モンキードッグ」が松山市で新たに1頭活動を始めることになり、28日、認定式が行われました。 モンキードッグは野生の猿を追い払うように訓練を受けた犬で、猿による年間の農業被害が200万円余りに上っている松山市は5年前に導入し、現在5頭が活動しています。 28日、徳島県にあるトレーニングセンターで3か月間の訓練を積み新たに活動に加わった3歳のメス「キヨ」と飼い主に、認定書とユニフォームが手渡されました。 野志市長からは「キヨちゃんが頑張って猿を撃退してくれることを大いに期待しています」と期待のことばが贈られました。 今後、キヨが活動する北条粟井・客地区は、みかんやくり、甘柿などが食い荒らされる被害が深刻だということです。 キヨは、被害が深刻な場所で猿を威嚇するほか、付近のパトロールに当たるということです。 キヨの飼い主で農家の三好英樹さ