2008年7月7日のブックマーク (1件)

  • いじめっ子だった保坂和志 - jun-jun1965の日記

    保坂和志の『書きあぐねている人のための小説入門』というのは、 (活字化のため削除) 保坂は最初のほうで、いじめられっ子のような人間こそ小説を書くべきだが、自分などはそれどころかいじめっ子だった、と書いている。私は保坂の小説に感心したことがなく、何かほっとした。いじめっ子だった奴の書いた小説になど感心したら、情けないしね。 保坂は執拗に、ネガティブな経験などを描くな、と繰り返している。私はむしろ、ネガティブなことを進んで書くべきだと思っている。最後の方になると、「自分をいじめた小学校の同級生へのうらみつらみ」などを小説にすることを批判して、それは「小説という形式を利用しているだけではないのか」と書いている。利用して何が悪いのか。小説というのは、何でも書ける形式である。古来、数多くの作家が、小説という形式を使って、政治や社会を諷刺したり、批判したりしてきた事実を、保坂は無視している。だが、保坂

    いじめっ子だった保坂和志 - jun-jun1965の日記
    hachi_gzk
    hachi_gzk 2008/07/07
    保坂和志:そうかあいつはいじめっ子だったのか……(いや、それがどう情けない話に繋がるのかが解らない):保坂和志は緩急のない小説を書いているので、読んだ後まったく内容を思い出せなくなる。そこが彼の弱点。