デザインとブランディング、どこかクリエイティブな雰囲気ゆえに一括りに認識されていることが多く感じる。 本記事では、そんな「デザイン」と「ブランディング」という2つの概念について、両者の関係性を考えてみたい。 同じ「デザイン」でも3つの顔があるまず、日本語では一口に「デザイン」といっても、実は英語圏には、デザインを3つの種類で捉える考え方が存在する。その場合、以下のように大文字と小文字の表記でその違いを区別するケースが多い。 designDesignDESIGN1. design小文字のみで表記されるこちらは、いわゆる「見た目のデザイン」。グラフィックデザインや、工業デザイン、広告デザインが対象となる。明確なターゲットを設定した上で、彼らに訴求するデザインを完璧に仕上げることを目的とするデザインだ。 2. DesignDのみが大文字のこちらは、利用されることを目的としたデザイン。例えば、UI