大樹町内でロケットの研究・開発を行う「インターステラテクノロジズ」(本社大樹町、稲川貴大代表)は16日、町浜大樹の実験場で、宇宙空間まで到達可能な推力1トンを有するロケットエンジンの燃焼実験を行った。エンジンは正常に動き、実験は成功した。国内初となる民間企業独自での宇宙空間へのロケット打ち上げに向けて一歩を踏み出した。 同社は2013年に大樹で設立。これまの実験で最大のエンジンは500キロのものを持ち上げる能力がある推力500キロ。小規模のエンジンで実験し、推力の大きなエンジンを安定的に燃焼させる手法を研究してきた。 今回は、600キロの重さの機体を、国際航空連盟(FAI)が宇宙空間として定義する「高度100キロ」まで運ぶ能力がある推力1トンのエンジンで初めて燃焼実験した。実験は関係者ら約30人が見守った。同社創設者の堀江貴文氏も訪れた。 エンジンの燃焼は正午すぎに開始。実験場の建屋
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く