中国南西部・貴州省にある世界最大の電波望遠鏡「500メートル開口球面電波望遠鏡」(2016年9月24日撮影)。(c)AFP 【12月2日 AFP】宇宙の知的生命体の発見に最も迫っているのは、サッカーフィールド30面分の広さを持つ中国の電波望遠鏡なのかもしれない──。世界最大の電波望遠鏡「500メートル開口球面電波望遠鏡(FAST)」の稼働は、最新技術を駆使する中国の力を見せつけるものとなったが、同時にそれは、多くの人々の反対意見を無視した上で成り立っていることも露呈した。 南西部貴州(Guizhou)省で9月、直径500メートルの開口球面電波望遠鏡が一部稼働となった。完全稼働の状態では、パルサーや暗黒物質、重力波、さらには知的生命体までも、これまで以上に範囲を広げて探索可能となる。 当局は、この望遠鏡による観光収入にも期待を寄せている。貴州省は、中国で最も貧しい地方の1つだ。だが、この建設
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