2016年 2月23日 (中国総合研究交流センター編集部) 16日、中国科学技術部(省)の定例記者会見が行われ、国家重点研究開発計画の初の重点研究開発特別プロジェクト指針が発表された。新華社が報じるところによると、多くの科学技術計画を統合する国家重点研究開発計画が同日より正式に始動したことを意味する。これにより「973計画(国家重点基礎研究発展計画)」「863計画(国家ハイテク研究発展計画)」という中国の科学技術分野の二大計画が、過去のものになろうとしている。 中国の従来の科学技術計画体系には重複、分散、閉鎖的、低効率といった問題が存在していたが、この問題の解決のため、財政資金の使用効率をより一層高めることを目的に、国務院は2014年に国家科学技術計画管理計画に着手した。2016年中に改革の主な任務を完了し、既存の100以上の科学技術計画を、国家自然科学基金、国家科学技術重大特別プロジェク
計画の概要 中国政府自ら研究を進める主体計画の一つであり、ハイテク産業技術の開発を目的とした応用技術研究開発プログラム。鄧小平国家主席の決断で1986年3月に実施が決定されたことから、8 63計画と呼ばれる。 目標 21世紀初頭に、ハイテク分野で世界レベルに追いつくことを目標としており、選定した分野で自国の原始イノベーション能力と集積イノベーション能力を一層強化し、重 点ハイテク産業の核心的競争力を大幅に向上させて国家のハイテク研究開発体系を形成する。 分野 既存の情報技術、生物と現代農業技術、新材料技術、先進エネルギー技術、資源環境技術など6分野を基礎に、情報技術、生物と医薬技術、新材料技術、先進製造技術、先進エネルギー技術、資源環境技術、海 洋技術、現代農業技術、現代交通技術、地球観測と航行誘導技術など10分野に及ぶ。 予算規模 2006年の予算執行額は38億元である。
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