星空案内人(星のソムリエ)を養成する「くらしき宇宙セミナー」の最終回が18日夜、倉敷市福田町古新田のライフパーク倉敷であり、49人が必要科目を修了し、資格を取得した。 この日は観望会を開く際の注意点を学んだ後、倉敷科学センターの三島和久主任らが隕石(いんせき)や太陽系の解説を実演。「聞き手の近くで話した方が気持ちが伝わる」「抑揚をつけて話して」などとアドバイスした。 続いて資格認定式を行い、講義出席とリポート提出の要件を満たした受講生に三島主任が認定書とバッジを手渡した。 星のソムリエは、山形大などでつくる運営委員会が認定。倉敷科学センターは運営委員会の認定講座として同セミナーを企画。4月から計8回、宇宙の基礎知識、望遠鏡の仕組みや星座の探し方などについて座学と実技指導を重ねた。 資格には正式な「星空案内人」と、取得単位数が少ない「準案内人」があり、今回は「準案内人」のコース。同センターが