NASAは9日声明を発表し、現在進められている有人月探査計画「アルテミス計画」の2回め、3回目の打ち上げを延期すると発表しました。今年(2024年)中の打ち上げが予定されていた2回めの打ち上げは2025年9月に、2025年末の打ち上げとされていた3回目の打ち上げは2026年9月と、それぞれ約1年程度延期することとしています。 以下は、NASAのビル・ネルソン長官のツイートです(日本時間で10日午前5時22分)。 ...
2010年6月13日 twitter宇宙クラスターの有志は、当日夜に迫ったはやぶさの帰還を、はやぶさの旅立った地、内之浦にて歓迎すべく準備をすすめてきました。 そこでJAXAの中の人とご一緒する機会を得ましたので、ここでそれをまとめたいと思います。
◇財政難、優先度低い後継機 小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還し、小惑星イトカワの砂などが入っていると期待されるカプセルが14日、オーストラリア南部のウーメラ砂漠で回収された。はやぶさは多くのトラブルに見舞われながらも、計画した世界初の新技術のほとんどを達成した。はやぶさが打ち立てた日本の宇宙技術の金字塔を、政府は今後どう生かすのか。長引く財政難から、実用に結びつきにくい研究に厳しい視線が注がれる中、未到に挑むこうしたプロジェクトの将来は依然として不透明だ。 「はやぶさの運用が終わったこの瞬間から技術の離散、風化が始まっている。次の計画がなければ、メーカーも技術者を他の事業に回し、ノウハウ伝承の機会も失われる」。帰還の喜びにわいた14日未明の会見で、プロジェクトを率いる川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授は語気を強めた。 はやぶさプロジェクトに200人以上を送り出したNECは
NECが開発した「イオンエンジン」の点火イメージ図=宇宙航空研究開発機構提供 7年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。数々の深刻なトラブルを乗り越え、回収カプセルの帰還という成果を支えたのが、NECの人工衛星技術だ。同社は今回の成功を機に、宇宙事業の展開に弾みをつけたい考えだ。 NECは宇宙航空研究開発機構から、はやぶさの開発や製造、運用を100億円弱で請け負った。今回最大の成功は「イオンエンジン」と呼ばれる、新しいエンジンの信頼性が証明されたことだ。 イオンエンジンは、キセノンを電気の力でイオン化し、高速で噴射して推進力を生み出す仕組み。従来の化学エンジンより効率が良いことはわかっていたが、今回、宇宙で超長時間航行ができることが実証された。 今回の航行では、別に積んでいた化学エンジンから燃料が漏れ、はやぶさと地球の通信が不能になるトラブルが発生した。その結果、帰還が遅れ
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はやぶさ帰還 歴史的快挙を次に生かそう(6月15日付・読売社説) 宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が帰ってきた。宇宙開発史に残る快挙と言える。 2003年5月に地球を出発した。05年11月に3億キロ・メートル離れた小惑星イトカワに着陸し、砂などのサンプル採取を試みた。帰還まで、宇宙の旅は7年の長きに及んだ。 初めて月以外の天体に探査機が着陸して帰還したことになる。 はやぶさ本体は大気圏突入で燃え尽きた。採取したサンプルを収めるカプセルは突入前に分離、豪州の砂漠に着地した。日本に運び内部を確認する。 小惑星の砂や石は、酸化などが進んだ地球の石と違い、太陽系の初期の状態に近い。太陽系の歴史を探るヒントになるだろう。 残念ながら、装置の不調で確実にサンプルが採取できたかどうか分からない。だが、着陸時に舞い上がった砂がカプセル内に入った可能性はある。 そもそも帰還自体が奇跡だ。地球―太陽間
快挙の陰に、真庭の神社の“御利益”―。 小惑星探査機「はやぶさ」担当チームの責任者は、地球に帰還できない危機に際し、重要部品と同じ文字を冠した中和(ちゅうか)神社(真庭市蒜山下和)を参拝、お札をはやぶさの管制室(神奈川県相模原市)にまつって成功を祈願していた。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報部によると、参拝したのは昨年11月。はやぶさの電気推進式の「イオンエンジン」4台のうち3台が故障し、残る1台も寿命間近という最大のピンチに陥ったときだった。 チームは故障したエンジンのうち、1台のイオンを噴射する部品と、もう1台の電子を噴射する重要部品「中和(ちゅうわ)器」が無事なことに注目。遠隔操作で回路をつなぎ、2台で1台分の推力を発生させる離れ業に挑んだ。 神にも祈りたい気持ちのチームが全国を調べたところ、読みこそ違うものの中和神社が見つかった。川口淳一郎宇宙機構教授がポケットマネーで参拝
約7年に及ぶ宇宙の旅を終えて、地球に帰ってきた小惑星探査機「はやぶさ」。その探検の様子を描いた映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH(ハヤブサ・バック・トゥ・ジ・アース)」が相模原市立博物館(中央区)のプラネタリウムで上映され、人気となっている。 映画は宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが手がけた。はやぶさや宇宙などをCGで表現し、打ち上げや航行中のトラブルを乗り越える様子などを叙情的に描く。ナレーターがはやぶさに語りかけ、ストーリーが展開していくという作品だ。 同館のプラネタリウムは県内最大級の直径約23メートル。視界いっぱいに広がる宇宙空間で、打ち上げから小惑星「イトカワ」に向かい、地球に戻るまでを、はやぶさと一緒に旅するように楽しむことができる。 同館の隣には、はやぶさの宇宙での運用・管制を担当したほか、持ち帰った資料の分析も行う、JAXAの「宇宙科学研究所」が
2010年6月13日 twitter宇宙クラスターの有志は、当日夜に迫ったはやぶさの帰還を、はやぶさの旅立った地、内之浦にて歓迎すべく準備をすすめてきました。 そこでJAXAの中の人とご一緒する機会を得ましたので、ここでそれをまとめたいと思います。
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏突入では、「ユーストリーム」や「ニコニコ動画」では、多くの人が生中継に見入り、はやぶさの最後の姿を見届けた。ネット上での関心度は非常に高く、中継サイトはパンク状態。ところが、地上波で生中継をしたテレビ局は皆無で、放送局に対する失望の声があがっている。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2003年5月に打ち上げた「はやぶさ」は、05年11月には地球から約3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に着陸。砂や石の採取を試みたが、燃料漏れが発生。約7週間にわたって通信が途絶した。 「ニコニコ動画」や「ユーストリーム」大人気 エンジンなどの故障にも見舞われ、当初の予定か3年遅れで地球への帰還となった。「はやぶさ」は10年6月13日にカプセルを分離し、同22時51分(日本時間)ごろ、オーストラリア上空で大気圏に突入し、強い光を出しながら落下した。 「奇跡の帰還」と言われるだけに
宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に、菅内閣からは14日、冒頭の仙谷官房長官の発言をはじめ絶賛が相次いだが、科学技術予算を削り込んできた民主党政権の“現金さ”にあきれる声も出ている。 菅首相は同機構の川口淳一郎教授に電話し、「日本の技術水準の高さを世界に強くアピールした」と称賛。宇宙開発担当の前原国土交通相も「宇宙開発史に画期的な1ページを加えた」との談話を発表した。 しかし、後継機の開発費は、麻生政権の2010年度予算概算要求時の17億円が、鳩山政権の概算要求やり直しで5000万円に、さらに「事業仕分け」を経て3000万円まで削られた経緯がある。福山哲郎官房副長官は記者会見でこの点を問われ、「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい」と述べた。
1.平成15年5月9日にJAXA内之浦宇宙観測所より打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」は、平成17年11月に小惑星イトカワに着地し、表面物質の採取を試みた後、地球帰還に向けて飛行を続け、平成22年6月13日深夜にカプセルを分離し、大気圏に突入しました。分離したカプセルは、オーストラリアのウーメラ実験場に着陸し、6月14日(月)16時8分頃(日本時間)に無事回収されました。 2.「はやぶさ」が幾多の困難に見舞われ、何度もミッション断念の危機にさらされながらも、約60億Kmの飛行を終えカプセルが無事回収されたことは大きな喜びです。プロジェクトの遂行に最後までご協力いただいたオーストラリア政府やウーメラ実験場の関係者の方々、アメリカ航空宇宙局(NASA)の関係者の方々に厚く御礼申し上げます。さらに、プロジェクトを支え、応援してくださった多くの国民のみなさま、政府関係者やマス
会見・報道・お知らせ 政策・審議会 白書・統計・出版物 申請・手続き 文部科学省の紹介 教育 科学技術・学術 スポーツ 文化 現在位置 トップ > 政策・審議会 > 審議会情報 > 宇宙開発委員会 > 菅内閣総理大臣から小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャー川口淳一郎教授へのお祝いについて 本日6月14日、菅総理が、13日に地球帰還を果たした独立行政法人宇宙航空研究開発機構 小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャー川口淳一郎教授に電話でお祝いの言葉を述べられたので、お知らせいたします。 6月14日(月曜日)11時10分から約5分間、菅総理は、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーである川口教授(独立行政法人宇宙航空研究開発機構 月・惑星探査プログラムグループプログラムディレクター))に電話し、「はやぶさ」のカプセル再突入成功について、約60億キロメートルもの飛
宇宙航空研究開発機構は後継機「はやぶさ2」の計画を進めている。 文部科学省は昨夏、今年度予算の概算要求に17億円を盛り込んだが、政権交代を受けた予算削減で3000万円に縮小。製造に着手できなかった。 はやぶさ2は、目標とする小惑星と地球の位置関係などから、2014〜15年に打ち上げないと、次の機会は10年以上も先になる。来年度には製造に着手しないと間に合わない。川端文部科学相は11日、「(はやぶさの実績が)次につながるようにしたい」と述べた。 ただ、財政状況は厳しい。宇宙開発の今年度予算は3390億円で前年度比2・6%減。今後も大幅増は見込めない。はやぶさの快挙をどう生かすのか、注目される。
小惑星探査機「はやぶさ」が13日深夜(日本時間)、地球に帰還した。月以外の天体から帰ってきたのは、世界初の快挙だ。 このプロジェクトで、日本の民間企業の技術と製品が大きな役割を果たしたようだ。1つはNECが開発を主導したイオンエンジン。 小型なため、少ない燃料で動くことが特徴といわれ、寿命も長く、今回の7年に及ぶ飛行でも、最後まで稼働した。 また、宇宙用リチウムイオン電池を今回のプロジェクトで活用。世界的な注目を集めた。 このところ、日本の電機メーカーは韓国やその他の競争相手に優位を奪われ、元気のない日本経済の象徴的な存在になりつつあった。その理由の1つに「リストラばかりが得意で、勝負どころで大規模な投資にしり込みする日本の電機メーカーの経営陣の弱点がある」(産業構造に詳しい市場関係者)という見方がある。 しかし、はやぶさの成功は、技術でまだまだ、日本企業はやっていける余地がある、というこ
海に覆われた35億年前の火星の想像図(2010年6月13日提供)。(c)AFP/UNIVERSITY OF COLORADO 【6月14日 AFP】約35億年前、火星の表面の3分の1以上が巨大な海に覆われており、そこで生命が誕生した可能性があるとする研究が、13日の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 米コロラド大学ボルダー校(University of Colorodo in Boulder)のガエターノ・ディアシル(Gaetano Di Achille)氏とブライアン・ハイネック(Brian Hynek)氏の研究チームは、米航空宇宙局(NASA)のレーザー高度測定器MOLA(Mars Orbiter Laser Altimeter)が1990年代後半に収集した大量の画像や、より最近の欧米の衛星観測システムによる画像を分析した。データは最
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還が無事成功したことを受け、宇宙開発の話題が盛り上がっている。 この様子はTwitterでもリアルでつぶやかれ、人々の過熱ぶりに拍車をかけたが、こうしたトピックが無くとも人はいつの時代も宇宙に強い憧れを持つものだ。 米ソによる宇宙開発競争が過熱していた時代、当時の子供を熱狂させたのは、言わずと知れたアポロ計画による人類初の月面着陸だ。 アームストロング船長と共に月面着陸したパイロット、エドウィン・オルドリンは、アポロ計画の母国アメリカはもちろんのこと、日本でも英雄として称賛を浴び、彼らが持ち帰った“月の石”が東京と大阪で公開され、大阪の市立博物館では5日間で約4万人の動員を記録する。 そして現代、地球以外の天体から岩石サンプルを持ち帰る使命は、日本の「はやぶさ」に引き継がれ、再び我々を熱狂させているのだ。 日本の宇宙開発にも大きな影響を与えたと言えるアポロ
1.平成15年5月9日にJAXA内之浦宇宙観測所より打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」は、平成17年11月に小惑星イトカワに着地し、表面物質の採取を試みた後、地球帰還に向けて飛行を続け、平成22年6月13日深夜にカプセルを分離し、大気圏に突入しました。分離したカプセルは、オーストラリアのウーメラ実験場に着陸し、6月14日(月)16時8分頃(日本時間)に無事回収されました。 2.「はやぶさ」が幾多の困難に見舞われ、何度もミッション断念の危機にさらされながらも、約60億Kmの飛行を終えカプセルが無事回収されたことは大きな喜びです。プロジェクトの遂行に最後までご協力いただいたオーストラリア政府やウーメラ実験場の関係者の方々、アメリカ航空宇宙局(NASA)の関係者の方々に厚く御礼申し上げます。さらに、プロジェクトを支え、応援してくださった多くの国民のみなさま、政府関係者やマス
日本時間2010年6月14日16時8分、はやぶさカプセルの回収作業を完了しました。 なお、現段階でカプセルは破損していない模様です。
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