次の記事 米ライトスクェアード、ついに自己破産を申請 - 衛星周波数帯の行方、今後の焦点に 2012.05.15 GPS機器への干渉問題から4G通信網の構築計画が頓挫しかかっているライトスクェアード(LightSquared)が、米国時間14日、マンハッタンの連邦裁判所で連邦倒産法第11章に基づく自己破産を申請した。負債総額は10億ドル以上になる見込み。 ライトスクェアードは、全米をカバーする高速無線通信網を構築・展開し、このサービスを通信事業者などに卸売する計画を進めようとしてきた。だが、この計画に対しては、GPS機器への干渉を懸念する関連業界各社や軍・政府の関係者などから、反対の声が上がっていた。これを受けて、米連邦通信委員会(FCC)は2月、GPS機器への干渉問題に解決のメドが立たないとして、ライトスクェアードに与えていた計画の仮承認を撤回すると発表。同社はこれに対し、GPS機器への
▼1987年9月23日の金環日食(画像提供:千葉清隆氏、撮影地:沖縄) 2012年5月21日の朝、日本では25年ぶりに観測できる金環日食が話題だ。日食のおこるしくみ、どこで見られるのか、観測方法などが連日マスメディアやネットで取り上げられている。スマートフォンで参加できる観測として、この金環日食を全国で観測することで「金環日食限界線」を求めるプロジェクトを紹介したい。プロジェクトを実施しているのは、天文学の研究者、天文施設関係者、学校教育者、アマチュア天文家などにより構成されている「金環日食限界線研究会」だ。 参加する方法は、当日、日食グラスを使ってそれぞれに日食を観察し、観測後、最も欠けた時に金環日食(ドーナツ状の太陽)が見えたか、部分日食(ドーナツがつながらず切れたまま)だったかを、スマートフォン用の報告ページから報告する。データにはGPSで取得した位置情報が付加される。プロジェクト
衛星通信とLTE網とを組み合わせた全米をカバーする高速データ通信網の構築を目指してきたライトスクェアード(LightSquared)の計画に赤信号が点っている。 米連邦通信委員会(FCC)は14日、昨年同委員会がライトスクェアードに与えていた高速通信網構築計画への仮承認を撤回する意向を表明。同委員会では、GPS波との干渉問題について「解決はほぼ不可能」との調査結果が連邦政府の規制当局から出されたことを受けて、この結論に達したとみられる。 ライトスクェアードの計画に対しては、軍需企業や端末メーカー、農業機器メーカーなどから反対の声が上がっていた。反対派は、この計画で利用予定の周波数帯が米国内のGPS受信機に干渉するおそれがあると主張している。 これに対し、ライトスクェアード側ではGPS波のほうが同社の周波数帯に干渉していると主張。同時にこの問題の解決に向けてGPS関連の企業や組織と協力を進め
NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発したナノテクノロジー利用のセンサーをスマートフォン用のアタッチメントにしようという取り組みが行われている。スマートフォンで周囲の空気が汚染されていないか確認でき、息を吹きかけるだけで健康状態が分かるようになると期待されている。 アタッチメントの中にあるチップには小さな棒状のナノセンサーが32個並んでいる。それぞれのナノセンサーは別々の構造を持つ物質で、さまざまな化学物質を検出することができる。もともとは宇宙船の燃料漏れを調べるために開発された技術で、現在は国際宇宙ステーション内部の気体が汚染されていないかモニターするのに使われている。チップの消費電力は5ミリワットと小さく、スマートフォンのバッテリーを大きく消費することはないという。 想定される利用シーンとしては、家庭内の一酸化炭素、塩素、アンモニア、メタンなどの検出することだったが、センサーが小型にでき
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