<moku-go> 皇室の正月行事に歌会始がある。和歌がハレの儀式に使われた時代の名残だろう。 和歌の起源については、高校の古文で習う「古今和歌集仮名序」が有名だ。作者の紀貫之は「難波(なにわ)津(づ)の歌」と「安積(あさか)山(やま)の歌」を「うたのちちはは」だという。 「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」--仁徳天皇が、かつて弟と東宮位を譲りあった時に、王仁(わに)がこの歌を献じて即位を勧めたとされる。 さて、王仁は百済の人である。漢字を伝えるために論語や千字文をたずさえて渡来した。百済から来て、いきなりやまと歌の父になれるか。 来日して日本語を学び芥川賞を受賞した中国人作家、楊逸(ヤンイー)さんのような例もあるが、王仁は日本語を学びに来日したのではない。漢字を教えにきた人なのだ。 この疑問に、韓国・檀国大特別教授、金容雲氏はこう答える。王仁が渡来した5世紀の
国際組織「児童の権利委員会」が、日本の歴史教科書について「日本の解釈のみを反映している」などと批判し、日本側に是正を勧告していたことが24日、分かった。具体的な問題点や教科書名には触れていないが、日韓が対立する歴史認識の問題をめぐって、一方的に日本に“譲歩”を求めているようにも受け取れる内容で、外務省などは勧告に困惑気味だ。 同委員会は、18歳未満の権利についての国際条約「児童の権利条約」が、締約国で履行されているか審査する組織。 6月に採択した日本に対する文書で「歴史教科書が、歴史的事件に関して日本の解釈のみを反映しているため、地域の他国の児童との相互理解を強化していないとの情報を懸念する」と批判。そのうえで、「アジア太平洋地域の歴史的事件に関して、バランスのとれた視点を反映することを確保するよう勧告する」としている。 歴史教科書は中学だけで9種類(平成22年度用)あるが、教科書名は特定
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