◇次の選挙、カギに 先日の日曜日、TBSテレビの「サンデーモーニング」をぼんやり眺めていました。日曜朝ですから、まだ十分に目覚めていない頭なんですね。でも、この人の発言にはオヨヨ、と思わずテレビ画面にくぎ付けになりました。「自民党はずいぶん幅の狭い政党になったもんですねえ。保守の中の右翼ばかりだ」 河野洋平さんが話題にしているのは自民党総裁選の5人の候補のことです。順不同で並べておくと、安倍晋三、町村信孝、石原伸晃、石破茂、林芳正の各氏です。 私が「うん、河野さん、よく言った!」と思わずひざを打ったのは、国民・有権者が今回の総裁選全体に漂う、そこはかとなきある種の空気を感じていると思っていたからです。 5人の候補はいずれも異口同音に主張しました。「集団的自衛権の行使を認めるべきだ」 安倍さんはさらに一歩踏み込んで「国防軍をつくる」と言い、確か石破さんも同様のことを発言されていたのを記憶して
朝鮮外務省代弁人、ミャンマーに関係断絶求める米糾弾 2012年10月06日 11:10 共和国 米国こそ「悪い友人」 朝鮮外務省スポークスマンは9月28日、米国がミャンマーに朝鮮との関係断絶を迫っていることに関連し朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。 スポークスマンは、米国高位当局者らは初め、ミャンマーに朝鮮との軍事関係の中断を強要していたが、今は朝鮮を「悪い友人」に仕立て上げ、関係の断絶を公然と要求するにまで至ったと指摘。 さらに今年の5月、米大統領はミャンマーが朝鮮との関係を断絶すれば、米国がより多くの支援を行うと述べ、国務長官も機会があるたびにミャンマーに朝鮮との関係を断絶する方向に動くよう求めたと暴露し、朝鮮を孤立・圧殺させようとする米国の対朝鮮敵視政策は、昔も今も何ら変わりないと非難した。 また、国と民族、種族間の離間を助長し、地域と世界の平和と安定を破壊する米国こそ、自主性を志向
【ワシントン=古森義久】米国の中央情報局(CIA)の元専門家集団が運営する民間研究調査機関が、尖閣諸島をめぐる中国の激しい対日攻勢のために日本は憲法を改正し、自国の防衛を固めるようになるだろうという予測を公表した。しかし日中の本格的な軍事衝突の見込みは小さいとしている。 国際的な安全保障問題を主に分析する同調査機関「リグネット」は3日、「中国との紛争は日本に消極平和主義の再考を余儀なくさせる」と題する調査報告を発表した。 同報告は、中国がこんごも日本に対し尖閣の主権を果敢に主張する攻勢を主に外交面で続け、尖閣自体へも艦艇を接近させていくだろうと予測し、その結果、「日本は緊張を緩和する措置をとるだろうが、国民の間に自国の防衛にはこれまでよりも強い対応が必要だという意識が急速に高まった」と診断している。 同報告はさらに「中国における最近の反日デモでの日本側の経済的被害によって、国益の擁護には従
関連トピックス尖閣諸島 「台湾社会の成熟ぶりを示すもの」――。玄葉光一郎外相は5日、中国同様、尖閣諸島の領有権を主張する台湾の日本側窓口である交流協会のホームページにこうしたメッセージを載せた。中国で邦人被害や日系企業への襲撃が相次いだのに対し、台湾で目立った被害がないことへの謝意を示すことで、中台の連携を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。 玄葉氏は「邦人の安全は外相の最大の関心事」とし、「台湾の人々の理性的かつ友好的な振る舞いに強い感銘を受ける」と強調。一方で、9月末に尖閣沖領海に台湾の漁船や巡視船約50隻が侵入したことを念頭に「緊張を高める事態が再発しないことを強く期待する」とした。外交関係のない台湾への呼びかけは異例だ。 関連記事NYタイムズ「中国に同情」 尖閣巡るコラムに日本反論(10/3)中国の海洋監視船3隻、尖閣周辺の領海侵入(10/3)中国の監視船4隻、尖閣沖の領海に
米ニューヨークの盛り場、タイムズスクエアに設置された慰安婦問題を訴える看板(上)=4日、真鍋弘樹撮影 ニューヨークの繁華街、タイムズスクエアに、従軍慰安婦問題を訴える広告が設置された。韓国の民間団体が設けたとみられ、ユダヤ人虐殺についてドイツ首相が過ちをわびた写真を用いて、日本に謝罪を求める内容となっている。 在ニューヨーク日本総領事館は4日、看板設置場所の権利を持つ広告会社に対し、慰安婦問題に関する日本政府の立場を伝える抗議文を送った。 十数メートル四方の看板には「おぼえていますか」と書かれ、旧西ドイツのブラント首相が1970年代にポーランドを訪れ、ユダヤ人ゲットー記念碑前でひざまずいて謝罪したことを紹介。この行動が欧州での和解を進めたとして、「性奴隷として働くことを強いられた韓国女性たちは日本の心からの謝罪を待っている」と書かれている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくに
12月に投票が行われる韓国の大統領選挙は、台風の目とみられていた元IT企業家でソウル大学教授のアン・チョルス氏が先日、立候補を表明し、混戦の様相を呈してきました。 選挙の行方と日韓関係への影響について出石 直(いでいし・ただし)解説委員です。 アン・チョルスさんの立候補表明で選挙戦の構図はどう変わったのでしょうか? 今回も 保守政党からは初の女性大統領を目指すパク・クネさん、革新政党からはノ・ムヒョン前大統領の側近だったムン・ジェインさんが、公認候補に決まっています。 そこに、どちらの政党にも属していない無所属のアン・チョルスさんが加わりました。 「韓国のビル・ゲイツ」と呼ばれる第3の候補の出現で、選挙は、保守、革新、それに無所属という三つ巴の構図になりました。 Q2、韓国との間には竹島の問題があり、対日政策がどうなるのか気になりますが。 A2、日本に対してもっとも厳しい立場を示し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く