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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  •  「社会はなぜ左と右にわかれるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学 作者: ジョナサン・ハイト,高橋洋出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2014/04/24メディア: 単行この商品を含むブログ (26件) を見る 書は,社会心理学者でありポジティブ心理学で有名なジョナサン・ハイトによる道徳についてのである.前著「しあわせ仮説」においては,心の二重過程を「象と象使い」と極めてうまく表現し,しあわせとは何か,どのようにしてしあわせになれるのかを解説していたが,書においては道徳を取り扱っている.背景には現代アメリカで進行している政治過程の極端な二元化への憂いがある.原題は「The Righteous Mind」.このRighteousという単語には「唯我独尊的な」「自分だけが正しいと感じる」というニュアンスがあって,その背景とあわせると絶妙な題になっている. 構成としては大きく3部に

     「社会はなぜ左と右にわかれるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「The Better Angels of Our Nature」スティーヴン・ピンカーとロバート・カプランの対談 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    http://www.ustream.tv/recorded/25752052 このURLにある動画は,最近9月27日にカーネギーカウンシルで両者が対談したものがUstreamで実況されたものの録画だ.(なおこの録画は何故か最初5分半ぐらい延々と対談開始前の風景が流れる) カーネギーカウンシルというのは(今回私も始めて知ったが),鉄鋼王アンドリュー・カーネギー自ら1914年に設立した団体で,おもに国際平和,社会正義,倫理の問題を扱う民間団体ということになる. ロバート・カプランはピンカーと同じくユダヤ系の出身で,国際関係,紛争,防衛問題が専門のジャーナリストだ.著書もたくさんあるが,邦訳されているものとしては「バルカンの亡霊たち」「インド洋圏が世界を動かす――モンスーンが結ぶ躍進国家群はどこへ向かうのか」などがあるようだ. この対談ではピンカーの「The Better Angels of

    「The Better Angels of Our Nature」スティーヴン・ピンカーとロバート・カプランの対談 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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