知ってますか? 1年間に最も多く人間を殺す生物が何か? 1番は蚊です。 マラリアなどの病原体を運び感染させて殺します。 では2番目に多く殺す生物は? はい、人間です。 その数、約58万人/年 これは戦争や死刑などを抜いた数字です。 もちろん発覚していない殺人も含まれません。 なぜこれ程、人間は人間を殺すのでしょう? そこには人類の全体数を調整する「種」としての意識が働いてる気さえします。 生まれ持って殺す人間と殺さない人間は決まっているのでしょうか? 僕は人を殺せないし、おそらくこれを読んでるあなたも殺せない。 では殺す人間と殺さない人間の、違いの境界線はどこにあるのか そもそもそんな境界線はあるのか 今回はそんな映画のお話です。 2018年/日本 監督:吉田大八 出演:錦戸亮、木村文乃、北村一輝、松田龍平、優香、市川実日子、ほか 上映時間:126分 80点 ざっくりあらすじ さびれた港町