Javaユーザーに決断の時が迫っている。これまで米オラクル(Oracle)はJava開発実行環境「Java SE」をOracle JDKとして無償で提供してきた。しかし、2018年9月にリリース予定のJava SE 11からはOracle JDKは有償になる。オラクルに料金を支払わないユーザー企業は、無償でオープンソースのJava SE「OpenJDK」を利用することになる。 これだけを聞くと、Oracle JDKからOpenJDKに乗り換えればよいのではないかと思える。ところが、同じJava SEのバージョンを使い続けたいユーザー企業にとっては、そう簡単な話ではない。Java SE 11からリリースサイクルが変更され、サポート期間も変更されるからだ。 Oracle JDKでは、同じバージョンを使い続けたいユーザーに向けて、Java SE 8まではサポート期間の長いLTS(Long Ter
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