友達感覚「かわいいね」 販売点数、社内平均の2.6倍セシルマクビー 福永麻美さん2017 / 1 / 23 視覚で紹介、迷わず提案ギャル系ファッションの発信地、SHIBUYA109(東京・渋谷)。多くの有名ブランド店がひしめくなか、販売員としてトップ級の売り上げを誇るのが「セシルマクビー」のチーフ、福永麻美さん(23)だ。「押し」の提案力とすぐに打ち解ける会話力を武器にリピーターを獲得。身近なファッションアドバイザーとしての魅力にも磨きをかける。 11月下旬。109に入るセシルマクビーの旗艦店を訪れると、福永さんの元気な声が響いていた。「素材は肌触りの良いうさぎの毛なんです。触ってみてください」「このタイトスカートは絶対似合いますよ」。笑顔をたやさず、鏡の前で何度もコーディネートを提案していた。 ◇ ◇ 黒のガウチョパンツ、赤のニット、茶色のコート、黒のベレー帽……。ファッション誌